2015年12月10日

短評(コンテンダー/紅殻のパンドラ/アウターマン)


 スター・ウォーズが盛り上がってる印象がなくて、このままだと、スクリーン比からいくと軽く爆死な予感。
 妖怪ウォッチのブームが去年くらい残っていたら……、スター・ウォーズがアニメに負けるという記録的な事態を見られたのかもしれないなぁとか思ってます。

 (12/21追記・週末動員、妖怪ウォッチが1位? マジで?!


コンテンダー
[50点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 今回のニコラス・ケイジは、ルイジアナ州で黒人票を得て下院議員になり、油田事故処理で貧しい漁民の補償のため奔走する政治家。スキャンダルを起こして辞職するハメになったところからの失地回復の物語……ってことで、社会派ニコケイにわりと期待していたのですが。
 主人公が最後の選択に至る決め手が、政治の駆け引きも人種問題も関係なく「プライベートがごたついたから」というのはいくらなんでも……誰がこのシナリオを面白いと思ったんでしょうか。
 あと、原題が「Runner」というわかりやすい英語なのに、邦題でわかりにくくかつキャッチーでもない単語にした意味がわからない。原題は、そうして「何もかもから逃げ出したらあぁなった」って意味も含んでると思うんだけど、Contend じゃ意味通らないじゃん。


紅殻のパンドラ
[40点]
@角川シネマ新宿
 一言で、「1話切り」。来年1月期のアニメはすぐ切れるのが少なかったので、時間の無駄が最小限で済んで助かりました。
 攻殻機動隊から切り離され、「六道神士寄り」になってるのは十分理解したけど、それにしたって演出のセンスが緩くて古い。どれくらい古いかというと、これが「エクセルサーガ」の後番組ですと三石琴乃に高速次回予告で言ってもらえれば許せる、てくらい。……いつの話だよ!


アウターマン
[55点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 長年シリーズ化してる特撮ヒーロー(要はウルトラマン)が実在ししかも実は侵略者で、いつも負けてる悪役宇宙人(要はバルタン星人)が立ち向かう……という内容にちょっと心惹かれるものがあり、普段は見ない河崎実映画にトライ。「いかレスラー」以来じゃないかな。(地球防衛未亡人を見ようと思って忘れてたんだよなぁ)

 覚悟していた以上に映像は安っぽかったですが、バトルシーンは、彼の原点であろう懐かしの特撮テイストを、低予算なりに丁寧に模しており好感触。饒舌な説明がなくともキャラ同士のかみ合わせできちんと伝わってくる、泣かせあり成長ありの物語には現代批判も込められていて、わりと面白かったなぁと感じる……のは、序盤のモキュメンタリーっぽい作りが目を開けているのも苦痛なほどヒドイ出来だったことの揺り戻しのような気がするんですが、まあ、河崎実なので、これはこれでで評価すべきか。



いかレスラー [DVD] -
いかレスラー [DVD]
posted by アッシュ at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする