2016年07月27日

21世紀のアニメ映画ベスト50?


 1位に「千と千尋」が入ったことでちょっと話題になってますが、このランキングはクソです。

 なぜなら、他のあらゆる名作を差し置いて、4位に「なんて素敵な日」を入れているからです。
 この見慣れないタイトルの作品が気になった方に対し、忠告します。クソです。

 このエントリの中段で「寝た」と書いた作品で、当時は部分的な短編でしたが、別の機会に完成版を見ました。さらに破壊力が増しています。熟睡です。
 見終えた瞬間に忘れようと試みたので感想も書いておりません。思い出しちゃったじゃねぇかよクソ。

 このハーツフェルトというアニメ作家は、以前流行った棒人間スプラッタアニメに乗せて「延々と念仏でテツガクを垂れる」が作風である、と理解する必要があります。これより面白いアートアニメーションを作っている人はナンボでもいると思います。それこそ、39位の「父を探して」とか。
 英語がわかる人ならその作風を理解した上で面白いのかもしれませんが、字幕を追ってなんとか、という日本人には苦痛以外の何物でもないので注意されたし。

 日本人的にはつまり、「立喰師列伝」路線ばっかり作ってる押井守、と思っときゃいいです。向こうでもそういうのに信者がつくんでしょう、たぶん。

(全体を見渡しても、「千と千尋」「インサイドヘッド」「Mr.FOX」「戦場でワルツを」「風立ちぬ」「ペルセポリス」と、アニメーションの面白さより「小難しいあるいは眩惑的な主題」を持つものが上位に来ている印象……。)



つまり「ベルヴィル・ランデブー」がその下の5位ってのが許せんって話さ!

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2016年07月26日

ワンピースフィルム ゴールド

[75点]@チネチッタ

 最初に……これチネチッタじゃなくて東映の宣伝担当が悪いと思うんだけど、
 予告編を「プリキュア」→「湊かなえ」→「仮面ライダー」の順で流すのヤメレ。
 東映は持ち玉少ないせいで、こういう無茶予告をよくやるよな……。


 「ストロングワールド」「」感想。
 さて。
 相変わらずの、ケレン味たっぷりの総花演出。お祭り作品と割り切るのが吉。
 今回は、導入も世界観も対立軸もしっかりまとまっていて、すんなりひたれるのが楽しいです。

 ストーリー的には、「だまし切るのはナミ」が結論なのは予定調和みたいなもんですが、それにしてはガバガバっつーか無理筋なのはまぁしかたないか。
 「初めからフランキーを最下層へ到達させるのが目的」って、北大路欣也キャラの出会いや奮闘に無意味感が漂うんですけど……加えて、彼がらみの「海軍&革命軍」はおまけにすらなってないというね……。唯一意味を見出すならば、「子供でも倒せる敵としてスパンダムを出す」ためです。ヒデェなおい!

 セリフ中にそれぽい単語をいくつ積み上げても、本質的にカジノとかギャンブルとか関係ないのは、むしろよかったと思います。麦わら一味が金儲け否定する話になったらどうしよう、と思っていたので。そこはちゃんとワンピースらしい「敵キャラ」設定がテゾーロになされていました。天上人との関係をもう少し踏み込めたら奥行きがあったと思いますが、あまり深く突っ込んで麦わら一味の活躍にブレーキをかけてもいけないし、あれくらいがちょうどよかったかもしれません。
 中盤の、ルパン三世みたいなスパイコメディ演出とか、やっぱり楽しかったですもん。「ラキラキの実」のアイディアも面白かったなぁ。

 ともあれ、もはや最大公約数で作らざるをえない「ワンピース」を、きちんと娯楽として作りこめている以上は、こっちも面白がって見るのが正解だと思います。
 あと、僕個人は、メガネロビンが麗しかったので満足です。


 ゲスト声優もほぼ問題なし。
 満島ひかりやケンドーコバヤシがうまいのはまったく驚きませんが、菜々緒に驚きました。寿美菜子かと思ってた。
 おそらく、芸能界の力関係で押し付けられた「ダメなゲスト声優」は、前哨戦のテレビスペシャル「ハートオブゴールド」にぶっこまれたと思しき割り振りにGJ!
 ハートオブゴールド、あの棒読みヒロインを悠木碧に置き換えるだけで、まったく別作品になってたと思うぜ!



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2016年07月24日

短評(ファインディングドリー/インデペンデンスデイ2/だColor)


 いよいよ週末から庵野ゴジラですが、どうなりますか。
 とりあえず、石原さとみは見なかったことにしようと思っています。
 あと、予告見る限り、ぼくんちはゴジラに踏みつぶされるみたいです。きゃー!


ファインディング・ドリー
[55点]
@ユナイテッドシネマ豊洲
 安定した良いデキだとは思いますが、正直イマイチでした。完全に子供向けのアトラクション・ムービーなのに、ドリーの記憶があまりにご都合主義で、義務的にイベントが発生し、登場人物がしかたなくそれをこなしていく感があって、あんまり楽しくありません(楽しいのはハンクの擬態くらい、かなぁ)。結果、クライマックスたる「再会」シーン前後で、客席の複数の子供がグズり始めた、というのが、本作のわかりやすい問題点だと思います。
 ドリーだけを暗い画面の中で迷走させ、どんどん悪い状況に転がった果てに、子供が喜ばしい何かを期待するワケないんです。やるなら、「貝の道」だけはドリーの記憶に完全に焼きつけて、「貝殻=幸福」と条件反射するように演出すべきでした。また、こんな中途半端な立ち位置にするくらいなら、社会現実を織り込まず、人間をはっきり「悪」と置いてしまえばわかりやすかったのでは。
 「ズートピア」もギリギリまで暗いモチーフを盛り込もうとしていたと言うし、かのアニメ業界も、迷走期のトンネルに突っ込んでますかね。

 逆に、短編の「ひな鳥の冒険」は綺麗すぎました。あれ、最後に「ヤドカリを食う」がオチじゃねぇのかよ!


インデペンデンスデイ リサージェンス
[50点]
@ムービル
 前作は見たはずなんだけど記憶にありません。……多分本作もすぐ忘れると思います。何せローランド・エメリッヒ最大の強みである「ハッタリ効かせる」があまりに脆弱なので。
 「大西洋全域を覆う宇宙船!」という大ネタがなんの役にも立ってない衝撃(マジにそんなの来たら、着陸だけで地球の軌道が狂って人類滅亡すると思いますが)! 前作より小さくても全く問題なかったんじゃないでしょうか。
 ていうか、「地球の既成技術で、(実際はアメリカ一国で十分だった記憶がありますが、建前上は)地球人類一丸となってやっとこさ戦う」が前作の凄みだったはずですが、今回は「エイリアン技術」があって地球側がなんでもアリ状態になってるため、まるでピンチに陥ってるように見えないという……。


だColor? THE脱獄サバイバル
[40点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 脚本・福田雄一に心理ゲームなんて期待したこっちが馬鹿だったわけで、単なる長たらしい笑えもしないコント。吉本興業の小遣い稼ぎに協力させられたみなさま、ご愁傷様。
 とはいえ、「必ず裏切る/裏切られる」が「政治犯の定義」で、「最後まで裏切らなかったら政治犯じゃないから釈放」というロジック(それも「子供に言わせる」という趣向)はちょっと面白く、日本だから逮捕されずにすむトラブルをいくつもやらかしているパヨク界隈の方々には、是非見ていただきたいと思います。



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2016年07月23日

劇場版アクセル・ワールド -INFINITE∞BURST-

[50点]@チネチッタ

 テレビシリーズをどう評価するか、と言われたら、これはもう「日高里菜のベストアクト」しかないんであって、

 で、本作は総集編パートと新作パートに分かれており、新作パートにはテレビシリーズでやってないキャラやら設定やら、何の説明もなしにワラワラ出てきやがって和気藹々で何この「顔見世オンリー」状態、それこそ総集編パートでやっとかなアカンのちゃうん、と考えたとき、

 2クールを30分ほどに圧縮した総集編パートにおいて、他の重要な設定やバトルをすべて端折ってなお、地上波における「怪光線なし」の限界に突っ込んだ「あのシーン」だけはがっつりきっちりやっちゃった以上は、本作は「総集編のほうが本編」と判ぜざるをえず、

 その点、製作者たちは本作の本質というか真骨頂というか、よくわかってんなぁ、素晴らしいなぁと、「本編はもしかして劇場版SAOの予告編だったんじゃねぇの」という疑念を払拭するためにも、オレだけはひたすらに思い込みたいのであります。

 以上。

 ニコかわいいよニコ。



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2016年07月15日

ペレ 伝説の誕生

[80点]@TOHOシネマズシャンテ

 あれ。おかしいぞ。なんで僕はこの作品をシャンテなどというオシャレ映画館で見ておるのだ? で、公開回数が、シャンテ以外はどこも二週目で日に二回とか?
 アホだろ関係者。「リオ五輪始まるし、ブラジルっぽいの需要あるかなー」くらいにしか考えてないだろ。ふざけんな。

 これ、少年マンガですぜ。サッカーの神様の実話が、激アツスポ根マンガ脚色ですぜ。
 どん底のスラムから這い上がるべく、エリートに立ち向かい、父から誇りと「必殺技」を受け継ぎ、努力! 友情! 家族愛! 挫折! 再起! そして勝利も勝利、世界の頂点ワールドカップ優勝まで駆け上がるのだ!
 このアツい展開が、リズムの良い音楽に乗せてガシガシ突き進んで、そして最高潮に達するあるポイントでペレ本人がカメオ出演するに至って、オレマジで涙ちょちょぎれるかと思ったわ!

 ブラジルのナショナリズムがちょっと入ってくるけど(でも全編英語なのが不思議)、スポーツの話なんだからそこは許したれ。
 間違いなく、子供のため、サッカー少年のために作られた映画。逆に、彼ら以外の観客には「ふーん」で終わる懸念があるには違いなく、世間的には実際そうなっちゃってる感じがするのがもったいない。ペレの「10歳から17歳までしか描かない作品」ってだけでも、関係者にはそこを読み取ってほしかった。

 まず、子供でもわかる吹き替え版作れ。そんで、Jリーグと結託して、全サッカー少年に優待鑑賞券配るくらいのことせぇ。夏休み中公開しとけ!
 埼玉の公開劇場が幸手と富士見って何だよ。埼玉、サッカー王国じゃねぇのか。TOHOシネマズが少ないからか。だったら千葉の市原と柏はなんだ。Jリーグ本拠地で、この作品を公開していないのは恥だと思え。
 あとな、マンゴー生産日本一の宮崎県も引き込め。マジなサッカー少年が見たら、明日からマンゴーでリフティング始めるからな! それくらい洗脳能力あるぞコレ!



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 ……いや、これは何か違う。
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2016年07月13日

短評(フラワーショウ/キングスグレイブ)&選挙後ゴニョゴニョ


フラワーショウ!
[50点]
@ヒューマントラストシネマ有楽町
 失敗した。期待したのと違った。でも想定してしかるべき範疇で、これはこれで好きな人はいる内容です。僕に合わないというだけで。
 ガーデニングもので、既製の園芸に若い女性が自然志向で風穴を開けるという実話ベースの作品ですが、「プラダを着た悪魔」や「イン・ハー・シューズ」と同じ「お気楽極楽」路線だったのです。汚いところや醜いところは見ずに、上澄みだけすくい取った仕上がりになってます。
 ものすごくエコ方面に意識高いモノローグがべらべら入りますが、この作品における「自然」は、ほぼ主人公の言いなり。その点の苦労はなきに等しく、人間がなべてコントロール可能という思想のうちにある欧米的な作りです。
 じゃあ主人公はいかなる挫折や困難に直面するか? というと、アフリカの砂漠緑化の使命に燃えるイケメン園芸職人をいかに振り向かせるか? に中盤のほとんどを費やすという……なんかもう、背中ムズムズしたわー。


KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
[65点]
@シネ・リーブル池袋
 150億円かけた駄作から15年、ファイナルファンタジーが再び映画になった! ……今回は、シリーズ最新作の前日譚、のようです(なお、自分のFF経験は6まで)。
 日本人メインで制作したフル3D映画だから、またどうせ少人数で世界の運命をこねくり回すんだろうな、と期待せずに臨んだら、一都市(新宿が未来都市化されている!)の攻防のみに話を限定しつつ、いくつもの視点が入り乱れて進む、なかなかどうして中身の濃い作品で、充実感がありました。このクオリティならもっとやってほしい。また、近年のFFファンからは絶賛されている模様なので、気になっている方は是非。
 個人的には、手放しで面白いかと言われると微妙ですが……なんでタコそんなとこおんねん、とかね……お姫さま救出ミッションが単なる陽動ってことは、序盤で死んだあの黒髪お姉ちゃんが報われなさすぎじゃんかさ……。
 アクションの大半が何やってんのかわからない出来なのも、ちょっと残念。ただこれは、「剣投げワープ」という独自のアクションが超カッケー、てことさえ伝われば、ゲームの販促としては問題ないんでしょう。「第一魔法障壁」が巨大ロボットばりに動き出してそれをおっぱじめたのは、なかなかアツかったです。

 芸能人声優について。綾野剛は素晴らしかったですが、忽那汐里はちょっと……お姫様な声ではありますが、演技にほぼ感情が乗らないので、この超重要役をあてがうべきではなかったと思います。



 選挙後ゴニョゴニョ。

○「オタクは必ず否定形から入るから嫌われる」みたいなこと、よく言うでしょ。オタクに限らず、否定的な人間は信頼を得られない。
 野党&その支持者は、主張が間違っているのではなく「信頼されてない」現状を強く認識して、否定の言葉を封印しない限り、どんなに正論を積み上げても浮上できないと心得るべし。

○あと、与野党関係なく、ふだん欧米基準欧米基準言うてる政治家は、選挙で「敗北を認めて対立候補を賞賛する態度」も基準にして欲しい。その文化がなく罵り合う国を憂えます。少なくとも、二大政党制とか永久に無理。

○次は都知事選だけれども、もう都民ではないので好き勝手不謹慎を言わせてもらえれば、都政の喫緊の問題は築地市場だと思うので、当選したらポピュリズム的に得点を取るための行動だけを起こして築地の計画をつぶしてくれて、そんで即ぽっくり行くかまたスキャンダルで再選挙、となりそうな方を選ぶのがよろしいかと思います。
 その後は、特に1960年代のインフラがぐちゃぐちゃしてるエリアの方は、ちゃんと土建公共事業を推進する知事を選ばないと、マジでそろそろヤバイよ。老朽インフラが壊れて人死にが出てから計画立ててるようじゃ手遅れだよ。ていうか、東京五輪てそのための誘致と思ってたんだけど、ここんとこは自民さえあてにならんという悲惨状況に合掌するしか。

○ところで、「インデペンデンスデイ」は、続編公開前に旧作が当然地上波放送されるであろうと踏んでいたのに、テレ東の午後ローでパチモンやっただけっぽいんだよね。……まさかと思うんだけど、「選挙前だから」って理由じゃないよね?



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2016年07月08日

疑惑のチャンピオン

[55点]@シネリーブル池袋

 ツール・ド・フランス7連覇を達成したランス・アームストロングの薬物使用疑惑問題の映像化。

 うーむ、いろいろ演出に凝ってるのはわかるんだけど……史実ベースの話を時系列通りに並べてるので仕方ないとはいえ、とにかく抑揚に欠け、ちっとも盛り上がりません。
 昨日今日で語られているように見えて実はロングスパンな話で、ジャーナリズム・薬物検査技術側による追及の進展のなさが酷く、ほぼ無能にしか見えないのが難点の一。
 それから、「ツール・ド・フランスに優勝することそれ自体がどれほどの栄誉か」という根源の描写が欠けていて、そこが薬物で汚されることの重みがあまり伝わってこないのが主因だと思います。

 「えぇやん、ドーピングくらい。今までもみんなやってたんやし。それで金と名誉手に入るんやし」てくらいにカジュアルなんですよね。彼が「癌の克服者」であることから、「どん底から這い上がるハングリーさ」は否定せず、「薬に耐えるのも人間の度量のうち」的な認識もさりげなく出ていたり。
 アメリカ人は自転車競技自体には興味ねぇよって割り切りつつ、薬物問題については、他の分野でもカジュアルに薬物が蔓延するアメリカの問題意識を真摯に切り取って作ったのであろう、とはわかるのですが……。

 結果、競技そのものや、その影響で敗者に甘んじた競技者たちへの目配せはほぼありません。そういう勝者のみをピックアップする姿勢が、勝利絶対主義からの薬物蔓延を助長しちゃうんじゃないかな、と思ってしまいます。これでいいのかなぁ?


 それにしてもなんだな、この邦題で自転車モノっていうと、……「弱虫ペダル」は全然関係ないからね!



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2016年07月07日

台風のノルダ地上波放送&選挙前ゴニョゴニョ


 「台風のノルダ」が、今夜フジ系で地上波放送されるわけだけど、「ノーカット放送」とわざわざ銘打って、35分枠を取っているのが笑える。
 絶対、
 「30分に収まるように編集してください」
 「ムリです。一秒たりとも削れる部分はありません」
 というやりとりがあったに違いないよ。うん、ホント無理だからアレ。



 まもなく投票日です。いろいろ思うところあって、ちょっと外に吐き出しておかないと精神衛生上悪そうなんで、簡潔に。

○「選挙制度変更」なんて、与党に有利になる見込みがなければ法案が通るわけないのに、「18歳選挙権」については、ほとんど議論や抵抗なく決まった印象があるんだよね。
 まさかとは思うけど野党の皆さん、「若者は自分の味方」とか思ってたの? 定年して暇をもてあました元学生運動家たち(=老害)の同窓会としか思われてないよ。SEALDs いくら持ち上げても無駄。いい加減自覚して、脳みそを現代にアップデートすることから始めてくれ。

○安倍政権は全面的に支持されているわけじゃない。何が問題視されてるかって、アベノミクス言うても目先の景気がまるでよくなってないってのがいちばん大きい。実際、経済政策については失策に失策を重ねてて、消費税増税延期でさえ、サミットを言い訳にしなければできなかったほど。完全に政権のアキレス腱と言ってもいい。本気でここを突っつけば、三ヶ月もたず政権揺らぎます。
 でもその最大の弱点を突かず、安倍さんがいちばん強気な安保や改憲が争点とか言ってる時点で、野党は完全に戦略を間違えてます。
 弱点を突かないんじゃなく「突けない」のだろうけどね。日本経済を確実に立て直したかったら、「財政出動=公共事業」しかない、ってのが既にコンセンサス。それをひたすら「ムダ」と切り捨ててきた人たちは、そこに触れられない。

○まぁ、今の野党はそれ以前の問題か。まず「自分たちへの信頼を勝ち取ろう」という態度を最低限見せろや。選挙権を何だと思ってる? 選挙は信託だ。そもそも信頼されようとしない連中に何か託すなんてごめんこうむる。
 もし今回改憲勢力が2/3を取ったとしたら、最大の責任は、「2/3を取らせない」などという有権者を根本的に馬鹿にしたキャッチフレーズが通じると思った、民進党執行部のせい。


 マジになりすぎたのでざっくりオチをつけると、個人的に今回の選挙の最大のトピックスは、「生又吉イエス見た」ってことかな! 本物の又吉イエスは、語尾が常時「ミナサン」のへんな生き物でした。



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2016年07月04日

ウォークラフト

[評価保留]@TOHOシネマズ川崎

 「月に囚われた男」「ミッション8ミニッツ」と立て続けに傑作をものしたダンカン・ジョーンズ監督の新作は、自身もヘビープレイヤーだという海外の超有名ゲームの映像化。
 ……なんだが……海外での評判めっちゃ悪いとは聞いていたのだが……うーん……なんというかこれ……。
 つまり、2時間かけてやっと「舞台説明が終わった」状態で、解決すべき「葛藤」を積み上げて、「それを解決する主人公が登場するのは次回作以降」ってこと……だよね?
 もしダンカン・ジョーンズ流のトリッキーな仕掛けがあるとしたら、構想されている「三部作全体で」なんかやらかすんじゃないか、という期待はあります。

 とはいえ本作だけを見ると……序盤の「お使い一本道JRPG」かよ! とすら思ったあまりに酷い物語進行に腰が砕けそうになり、それすらまともにこなせないままあっちこっちへ視点をブラすのでもう何がなんだか……。
 特にオーク側が、裏切りに裏切りを重ねる展開なのに「各キャラの見た目に大差がない」ので誰が何やってんだかつかみづらく……。
 「単純な勧善懲悪でない」「一筋縄ではない」複雑な世界を構築したかった意図はわかるのだけれど、その複雑さを提示するだけで手一杯で、掘り下げには限界があった印象です。考えてみると、ジョーンズ監督は「視点が複数ある」作品はこれが初めてなわけで、もしかすると世界全体を把握し切れてない可能性が……あるかもしれない?

 映像やアクションシーンも……ゲームの世界観の再現はきっちりできている、という話らしいのですが、LotKシリーズとかと比べるとあんまり凄みはなく……。
 率直に言って、集団戦の殺陣にキレを感じなかったんだよねぇ。フルCGであろうオークvsオークはそれなりだったけれども。


 続編を待ちます。今回用意された舞台装置の上で、今後登場する主人公視点で引き締まった物語が展開されるのなら、無駄ではなかったと信じたい。



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posted by アッシュ at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする