2016年10月28日

ペイ・ザ・ゴースト

[35点]@渋谷シネパレス

 僕は Twitter をやらんので、ツイート自体を引っ張って来れなくて申し訳ないのですが、新文芸座がこんなことをつぶやいたそうです。

 「いよいよ今週末は「顔圧!ニコケイナイト!」。チラシはもうはけてしまったというのに、チケットはさっぱり売れてないってなんなんですか!チラシをお持ちの皆さん、今一度胸に手を当ててご検討願います。ニコケイ飴の抽選プレゼントもあるから!!」

 思うにですね。「わぁいニコケイ特集だ!」と思ってチラシに手を伸ばすたぐいの人間は、だいたい公開時に全部見てるのよ! かつ、ヤツの映画で「もう一回見たい」と思えるのなんて皆無なんだよ!

 「バッド・ルーテナント」「キック・アス」「ゴーストライダー」「ゴーストライダー2」だったら行ったよ!
 つーか、グランド・ジョーは知らないけど、今回のラインナップに「ヤク中で狂ってるニコラス・ケイジ」いないよね。ニコケイはヤク中or極悪人で、周囲を省みずゲラゲラ笑うシーンこそ、その顔圧が輝くのに……。

 あと、つけてくれるおまけが「ニコラス・ケイジなりきりお面」なら行くよ! 渋谷シネパレスで入場者プレゼントがあるって言うから楽しみにしてたのに、29日からだっていうんだよ! 何それ!


 というわけで、プレゼントをもらい損ねた、ハロウィン合わせのニコケイ新作です。ニコケイが出てる以外に日本に入ってくる理由のない、ホントどうっでもいい一本でした。これをかけて許されるのは、日本じゃ新橋文化劇場だけだよ(泣!

 ニコケイが大学教授で息子絡みであれやこれや、って「ノウイング」みたいな設定ですが、もっとちっぽけな話です。
 息子の失踪事件が起きて5分も過ぎた頃には「あ、つまりハロウィンの時期だけ開くミステリーゲートがあるのね」とわかるのに、登場人物らがその結論に至るまでに、ひたすら遠回りしてうだうだ意味のない情報とイヤげな演出を並べるだけです。
 つーか、その「ゲート」の表現にビックリだよ! そんなクッキリした物理的な何かなら、途中の思わせぶりな「息子が近くにいるみたい」演出はいったい何だったのよ?!

 で、はじめのうちニコラス・ケイジはこれが怪異現象でなくペドフィリアによる誘拐だと思い込んでいて、でもいっこうに捜査が進展しないので、「ニューヨーク市警は怠慢だ!」と怒鳴り散らして黒人刑事をブチ切れさせたりします。
 しかし、後にわかる真実によれば、この物語におけるニューヨークでは、「300年間、毎年、ハロウィンの夜限定で、必ず子供が3人失踪している」わけで、その事実を現場から上層から街の噂レベルですらまったく情報を持ち合わせないニューヨーク市警は、怠慢どころか控え目に言って「無能」と呼んで差し支えないと思います。


 というわけで、これから見る方は今週末なら「ニコラス・ケイジなりきりお面」がもらえるよ! たぶん1800円払う価値はそれだけだよ!
 僕はもらえなかったから、今年もハロウィンはおうちにさっさと帰ることにします!



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posted by アッシュ at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする