2017年07月13日

ライフ

[65点]@109シネマズ川崎

 ……えー……いい意味でひどい映画でした。

 ゼロ・グラビティはやはり各所に衝撃を与えたのでしょう。しかしそこで、あの設定と映像技術で「エイリアン」撮ったらウケるんじゃね? と考えるのがハリウッドクオリティ。
 実際には、無重力移動がゼロ・グラビティほど自然に見えなくて、技術的に少し劣る印象を受けましたが、アバンタイトルのISS内から見る無重力長回しなどは、決して負けてないです。あるいは、地球外生命をなんとか目覚めさせようとする序盤のシークエンスは理系的にゾクゾクしたので、ずっとそれで行ってくれたらどんなによかったか。「地球外生命よ、めざめよ!」だけで十分映画になるはずなのに……。

 で、全体的にキャラクターの掘り下げが淡泊で、かつイベントもかなりのご都合主義なのでカルビンあっさり再侵入のシーンは、いつ分裂したの? とワケがわからなかった)、エイリアン展開が始まって以降は結局、高度な知性をもつキャラクターがリアルなテクノロジーに沿った行動を取る設定のはずなのに、頭の悪いやつらが右往左往するヒャッハーなパニックムービー仕様でまとまっていて、「そーゆーのが好きなんだろオマエラ?」といわんばかりの……まったくハリウッドってヤツはー!


 あと、真田広之が出演してるのに話題になってないんで、最初に死ぬようなチョイ役かなと思っていたら、ほぼ最後まで出ずっぱりの重要役だったので驚きました。逆に主役級にクレジットされてるライアン・レイノルズが、そのポジションでした。



ゼロ・グラビティ(字幕版) -
ゼロ・グラビティ(字幕版)
posted by アッシュ at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする