2008年07月07日

シューテム・アップ

[85点]@渋谷シネパレス

 こちらも渋谷シネパレスにムーブオーバー。シネパレスは東京には珍しいメンズデーがある映画館で助かります。これも新橋待ちをやめてすぐ見に行っちゃいました。


 えー、さて。
 「ご都合主義」というヤツがあります。
 この言葉はどうも悪い意味に受け取られがちです。でも、違う。
 ご都合主義ってのは、クリエーターがラクをするための方便じゃなくって、読者・観賞者を楽しませる表現として選び取るものなんですよね。
 マイケル・デイヴィス監督は、そのことよくわかってると思います。

 「銃」というのは、「命中すれば一発で即死」がデフォの強力な武器ですから、本来「物語」の中では扱いにくいものです。だから、「主人公の弾はなぜか全部敵に当たるけど、敵の弾は一発も主人公には当たらない」というご都合主義が当たり前にまかり通る。

 でもそのご都合主義を、「主人公が生き残るため」以上に、「独創性溢れるサイコーの銃撃戦を魅せる」方向に極限まで利用しきった作品、それが「シューテム・アップ」。もう、ハンパじゃねぇ。ありえねぇ。でもすげぇ。思わず笑っちゃうくらい。
 「スカイダイビングしながら銃撃戦」なんて、いったいどっから電波が飛んでくれば思いつくんだ。でもすばらしい。年甲斐もなくワクワクしました。

 ここまでスゲェもんみせてもらったんだから。話の中身なんて小さいことで。
 これに満足できないオトコは、きっと栄養が足りてないんだ。野菜食え、野菜!
posted by アッシュ at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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