2010年01月04日

ワンピースフィルム ストロングワールド

[80点]@池袋シネマサンシャイン

 本年最初の感想エントリはこれで! 見たのは去年ですが。
 心新たに引き締めてかかるべき一本目にあるまじきことをまず書いておくと、
 メガネポニテなニコ・ロビンに10点増し。

 テレビアニメのフィラー的な作品はめったに見に行かないんですが、本作は「正史」ということで、見に行きました。
 今回はえらく広範に広告したり、タイアップしたりいろいろやってましたが、「0巻」を配ったことについてはすごく納得がいく内容でした。

 この映画単体でみると、中身がものすごく浅いんですよ。ボスである金獅子のシキは「悪い奴」としてはきちんと描写されているのですが、世界政府を倒し君臨しようとするだけのカリスマ性や、彼をその行動へ駆り立てる執念を全然感じられません。映画内で綴られる、「優秀な航海士ナミを奪う」以外の悪意が見えてこなくて、全然狭い世界の裸の王様にしかみえないんです。ていうか、実質、敗北の瞬間に叫ぶあるセリフだけが、正史のワンピース世界と本作とを接続しているといっても過言ではない状況。
 それを補うのが0巻なんです。これ読まないと、僕みたいに「正史だから」で映画館行った人は見たことにならないでしょう。

 一方で、ジャンプアニメ映画としては非常に正しいつくり。とにかくアクション特化! 「なぜそのアクションになるのか」みたいな理由づけはもう完全放棄で、ひたすら「ルフィが暴れまくり敵をぶっ飛ばす」映像を存分に堪能できます。ツカミの対大型動物とのバトルだけでもうおなかいっぱいになれそうな感じ。見得を切る描写も堂に入った感。
 こんだけやりたい放題やれれば、尾田栄一郎もさぞ満足でありましょう。
posted by アッシュ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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