2010年05月11日

アーサーと魔王マルタザールの逆襲

[採点不能]@新宿ピカデリー

 いやあ……すごいな。
 これで金を取ろうという根性が。

 前作を見ていて、それなりに続きは気になってて、しかしまだ本作は見ていない人のための超ネタバレ。
 いや、お金無駄にすることないからさ。

 「アーサーがミニモイになるのと逆ルートで、悪役マルタザールが巨大化して実写世界に飛び出してきましたとさ。第三部に続く!

 本当に、ほんっっとうに、これだけしか中身がありません。嘘も誇張もなく、このたった一行だけです。話が終わってないどころか、始まってすらいないので評価のしようがないです。
 東のエデンの第一部でも似たような指摘をしましたが、かの作品もここまで酷くはなかった。たぶん、三部作のつもりでいたのに第一部がコケたせいで、残り二本を一本分の予算で撮れ! という指令が出たんじゃないのかな……。

 で、それだけの内容になんで90分もかかるのかというと、今回アーサーは、ミニモイ化するのに正規のルートを通れなかった(月が出なかったので、例の謎の黒人部族に伝わる裏技を駆使した)ので、ミニモイの村に直接たどり着けませんでした。たどり着くまでの苦労話をだらだらやるだけです。
 あとは、物語とほとんど関係しない、アバンのイチゴ採りとか、「自然と一体化する試練」と銘打ったフレディ・ハイモアいじめのコントとか……それから、ねずみとのチェイスはちょっとよかったかな。
 前作で非常によかった、「実写パートの伏線をCGパートで回収する」がまったく存在しないのが痛いです。今後、第三部で回収されそうな部分も残ってません。
 残ってるのは「蜂」くらいだと思うんだけど、ちゃんと回収するのかしら。しなかったら怒るよ。

 前作最大の見所であった「プリンセスセレニアのお尻」も、とってつけだったし……。
 いやあれはあれで色っぽくてアリな気はするんだけど、やっぱセレニアはカッコいいとこ見せてくんないとなぁ。


 一瞬で公開が終了するのは明らかで、名画座では絶対にかからないタイプの映画なので、大急ぎで見に行きましたよ。
 公開初週にして、自分の行ける範囲で、勤め人が見られる時間帯に公開してるのは、ほぼ新宿ピカデリーだけの状況です。でも、この作品を見るのって子供か? 神木龍之介ファンと、(この世にそんな人が存在すればですが)IMALU ファン以外に訴求対象ってあるんですか?

 IMALU は、ちょうどいい役を当ててもらっていて、耳障りってことはなかったです。でもこのキャラ、本来は男性じゃないの……?
posted by アッシュ at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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