2010年10月02日

吉祥寺アニメーションフェスティバル

[70点]@吉祥寺バウスシアター

 久方ぶりに短編アートアニメーション分を補給。
 日本で紹介されるアートアニメーションって、国家ぐるみでプッシュしてくるチェコやカナダに偏ったり、作家性で特集されたりしがちで、テーマに沿って各国の作家の作品を集めてくる、という企画は少ないので新鮮でした。

■Aプログラム
○いいかげん「頭山」は見飽きたんで、そこで「田舎医者」を使う勇気プリーズ。

「愛と剽窃」は、すさまじいモーフィングアニメーション見せてもらった感覚はあるんだけど、いいのかあんなことやって。

○突き抜けてよかったのは「LUCIA」「LOUIS」の2部作。
 何がすごいといって表現が怖いんだ! そんじょそこらのハリウッド作品など裸足で逃げ出すくらいの恐怖表現、あのアイディアはマジでハリウッドで誰か買い取って、一本のホラー映画にしたらウケると思う。

○トリの作品は寝ました。あの動き少ない上に単調な絵柄で全編だらだら抑揚のないセリフを垂れ流すのはやめてほしい。「LIMIT CYCLE」かと思ったぜ!

■Bプログラム
○日本人の作品多め。相変わらず、テーマと表現をすりあわせる能力は海外の作品の方が洗練されていることを痛感。和田敦ってあれなんか面白いの?

「向ヶ丘千里〜」は、たぶん「フミコの告白」と同じことをやりたいだけで、変にアートを意識してテーマを載せようとしてに失敗してる作品に見える。逆に、この作者が「センコロール」を演出していたら数万倍面白いものになっていたと確信するよ。

○それでもBプログラムで圧倒的だったのは日本人作の「HAND SOAP」。重苦しい表現を続けて続けて、ラストのですべて浄化する展開が、生きていてもいいんだって感じでなんか泣けるくらいすばらしい。あとニキビの表現。

「プリーズ・セイ・サムシング」は好きなタイプの映像なんだけどぴんと来ず。ただ、エンドロールでキャストとして人工音声ライブラリの名前がずらずら出てきたのには笑った。
posted by アッシュ at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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