2011年07月05日

ゴーストワールド

[75点]@下高井戸シネマ

 破壊屋さんのゼロ年代ベスト企画で、100位以内に入った作品のうち、自分がタイトルすら知らなかった唯一の作品(69位)。2001年公開作を、下高井戸シネマが唐突にリバイバル。思わず見に行ってしまいました。

 タイトルはコレですが別に幽霊は出てきませんし、ホラーでもありません。でも見終わった後には、これ以上適切なタイトルがあるものだろうかと思える名題。

 イーニドとレベッカ(ブレイク前のスカーレット・ヨハンソン)、ふたりの女の子がハイスクールを卒業するところから物語が始まります。序盤はホントに軽いノリのティーンズコメディーで、シニカルなふたりのかけあいがメチャクチャ楽しい。そのまま突っ走るのかと思いきや。
 さえないコレクターのおっさんシーモアと出会い、好奇心を抱いたイーニドが入れ込んでいくのをきっかけに、仕事を見つけ社会に適応していくレベッカに対し、どの方向へ向かっても「大人の階段」の先が見えてこず、どんどん閉塞していくイーニドが強烈に対比されていきます。
 誰もが青春期に感じた、思うままにならぬ苦悩をすべて引き受けて、「夢を叶える」イーニドが切なすぎる。2001年当時に見てたらもっと心にずっしり来たのかも知れません。歳食ったな自分。

 結局のところアメリカンティーンの発想だし、納得のいかない展開も多々あるけれども、積極的に好きになる、というより、どうしても憎めない、嫌いになれない、と感じさせられる佳作。


 とまあここまでマジメに書いてきたことを台無しにすると、
 ふたりとも別に脱ぎはしないんだけど、もっさいファッションに浮き出すおっぱいが最高にエロかわいいので男性陣必見。
posted by アッシュ at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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