2011年12月01日

UN-GO -因果論-

[60点]@TOHOシネマズ川崎

 1クール13話のつもりで週アニメの準備を進めていたら、よもやうっかりで全11週のノイタミナ枠を引き当ててしまい、プロローグ2話分を劇場公開するというアクロバットに出た作品。
 ……という理解で正しいと思う。
 本放送でラスボス的なポジションに立つであろうキャラが登場したところに合わせて、「そのキャラと既にやり合ってます」という内容を公開してくるというタイミングはうまいなー。


 今期のアニメでは出来のいい部類に入ると思ってます。(いちおう)推理もので、過不足なく情報を詰め込む技術が感服するデキ。脚本の会川昇の実力でしょう。
 評価が高まってきたせいもあってか、限定2週公開で需要を満たせたのか、と思うくらいの混みっぷりでした。キャラデザの高河ゆんの威光か、客層は女性の方が多かった気がするんだけど、あの中の何人が坂口安吾を知ってるんだろうか。

 ただこの映画というプロローグがよかったかというと……ネタがここまで超能力に走ると、もはや西尾維新の世界ですな。「因果」の由来を語る単体エピソードとしては面白かったですが、本放送の今後の面白さの方を減じてしまった感が残ります。

 主人公が坂口安吾的なニヒルな魅力を持つのは、あくまで「戦争に直面した経験」というベースがあるからだと本放送で示唆しているのに、当人は実は戦争してないという超どっちらけ感をなんとかしてください。
 それに、プロローグがこれだけなんだったら、何で彼は「敗戦探偵」などという異名を持つに至ったのだ?



 ところで、勝地涼が主演のアニメ映画って……以前どっかで見たよなぁ……えぇっと……

 ああ、……これか……。

 でも勝地涼はこれからも声優で食っていけばいいと思います。あの醒めた感じの声、わりと好き。
posted by アッシュ at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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