2012年09月09日

アベンジャーズ

[75点]@109シネマズMM横浜

 これが映画だ、らしい。

 だとすると、映画の範疇には入らない前哨戦が4作品もあることを知らないと理解に支障をきたすんだけど、これが映画だ、らしい(僕はアイアンマンしか見てないですー)。
 ことに、おそらく日本では一番ヒットしてない「マイティ・ソー」が話の根っこなんだけど、これが映画なんだ。
 話の半分は仲間割れしてて、最後にピンチになる根本原因がその仲間割れだけど、これが映画です。
 仲間割れから結束するのにはもちろん人ひとり犠牲が必要。これが映画だ。
 超人組と非超人組の戦力差がありすぎて、見せ場のバランスを取る苦心が痛いほど伝わってきますが、これが映画だ。
 地球侵略の話だけど、侵略されるのは味方の母艦とニューヨークだけ。狭ッ! と思えど、それは日本にしか来ないゴジラと似たようなもんか。これが映画だ。

 そして
 洗脳は頭殴れば解ける! これが映画だ!

 しかるに、細かいことは気にすんな! と見せつけてくるのが、「これが映画だ」のゆえんなのは明らか。ヒーロー総登場のお祭り騒ぎ。力技の疑似長回しで迫るラストバトルは圧巻の一言。
 いい意味でも悪い意味でもまさしく映画的、というか行き着くところまで行き着いた「興行の標準」。「標準」のハードルをかなりいびつなかたちで上げてる違和感もあるのが正直なところ。
 端的にいえば、これ見せといて「アイアンマン3」もねぇだろ? と。

 でも見てる側は楽しけりゃいい、としておきますか。
 あのオチも好きだ! エンドロール中に席を立つなよ!
posted by アッシュ at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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