2012年09月29日

短評(最強のふたり・ディクテーター他)

とりあえず見たのをずらずら。
「鍵泥棒のメソッド」だけは別に書きます。

見た館は「最強のふたり」だけシャンテ、後は川崎のシネコン。

最強のふたり
[75点]

デリケートな話題をデリケートに扱わないがゆえにいやみがなく、力強い。率直にステキなコンビだなぁと思えるよい作品。黒人描写がステレオタイプにすぎる気がするけど、フランス映画でアフリカ系移民をこうして明るく楽しく描いたのって初めて見た気がする。


ディクテーター -身元不明でニューヨーク-
[80点]

ボラット」が、実在の何かを侮辱する手法で笑いを取ったのに対し、本作は明確なフィクションであり、まともな?ポリティカルコメディ。その意味で毒は薄いです。「安心して見られる」っていうのはあまり褒め言葉ではないのでしょうが、自分としては「安心できたので」楽しく見られました。主人公が「恋に落ちる」シーンが超絶に皮肉で必見。


天地明察
[65点]

面白い。面白いとは思ったけど───長い。かといってこれ以上縮めるのも難しそう。そして、面白いけど、「映像化したから」面白くなったわけではないのは明らか。
唐突に始まるほぼ無意味なバトルシーンとその顛末は、アレほどひどくはないけど「火天の城」を思い出しました。「名古屋熱田が山の中」というアホ描写までなぜか共通してる。


劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-
[65点]

きれいにまとまっていて、全ヒーローに目配せできている点で、テレビ版よりいいかも。先にはあまり期待できない気がするが。「ファンは最低5回観に行かなければならない仕掛け」は、えげつなくもむしろ感心。
ちなみに本作最大の見どころは、オープニングに数秒間だけ映し出される私服ドラゴンキッド。


余談。
他の特集の絡みもあるのだろうけど、役所広司特集をするにあたり「東京原発」を選んだのはすごいと思いました。
プロパガンダとしてはもう色褪せているでしょうが(浜岡原発は耐震化されている)、今こそ上映されるべき作品。選定者に拍手。

僕は原発は推進派ですが、「東京原発」は推進派にとっても必見です。
ラストを「時限爆弾、赤を切るか青を切るか」というベタなネタで締めるのですが、ここで提示されるオチが、笑えると同時に、非常に重いことを示唆しています。
posted by アッシュ at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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