2012年12月07日

007 -スカイフォール-

[60点]@TOHOシネマズ西新井

 酷い、というのが率直な感想です。
 むろん天下の007シリーズですから、凝ったアクションや仕掛け(シャンデリア爆弾にちょっと感動した)、ハビエル・バルデムのノーカントリーな演技もすばらしく、見て損したとは思わないです。
 で、やりたかったこともすごくわかる、んですけど……。
 007の50周年記念として過去礼賛なアナログ方向に軸を取ったというより、「こんなデジタルな時代にスパイアクション映画なんてムリ!」という敗北宣言にしか見えないんですよ。字幕がなっちだったから、解析班誤訳チェックプリーズ、とも思いますが。
 次回からはリブートされ、冷戦時代に時間軸を戻すんじゃないでしょうか。

 それに、今回のジェームス・ボンドさんはいつにもまして後手に回り、活躍を始めるのは何かが「手遅れ」になってから、という事態が何度も繰り返されるのは、なんだか「探偵はBARにいる」みたいでイヤン。
 一方、バルデムさんは目的がソレなので、ノーカントリーなのに非情になりきれません。事情がわかってくると、あぁなるほどとは思うのですが、見てる間は、なんか遠回しなおっさんでしかないんですよね。
 つまるところ、敵味方ともに物足りない行動をとっているからいつまでも決着がつかず、だらだら先に進んでいく、という感じで……。


 ま、ともあれ、今回は、歴代あらゆるボンドガールを凌駕するジュディ・デンチのスーパーヒロインっぷりに泣く映画と考えるのが吉なのかもしれません。
 ……超誰得ー……。
posted by アッシュ at 21:34| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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