2013年02月17日

ゴーストライダー2

[80点]@チネチッタ

 面白かった!
 何にも考えずに見られる良作でした。
 監督は「アドレナリン」シリーズの人だそうです。ああなるほど!

 何しろアレの続編でしょ。前作を覚えてる人がそもそも何人いるのかわからん作品に、けっこう人が入っていたんで、「なんでやねん」と思ったんですが、この内容なら納得。

 ちなみに、前作を見ておく必要はまったくありません。作品冒頭で説明される知識で十分です。パンフ曰く、前作とは「ニコラス・ケイジ主演以外は全く別物」です。エヴァ・メンデス(前作ヒロイン)すら存在を忘れられています。


 主役たるゴーストライダーは、前作より圧倒的に強くカッコ良くかつ不気味になっており、「悪人が震え上がる悪」というピカレスクな魅力たっぷりです。基本的に真剣でシリアスな物語で、主人公はそんな巨大な力をどうにか抑制しようと苦闘するわけですが……。

 何しろ演じているのがニコラス・ケイジなもんで。ヤク決めてイッちゃってる悪魔の力に悶えながら戦うダークヒーローの狂気の造形がすばらしくて、見てるこっちも邪悪な笑いが止まらなくなるくらいカッコいい。
 「バンカーバスター食らっても平気」のアホさ加減とか(最初のバトルではグレネード弾で気絶するのに!)とか、「ゴーストライダーが立ちションしたらどうなるか(火炎放射器になる)」をバッチリ映像化するセンスとか、全部マジメにやってるから手に負えません。

 ただ、そういう面白いシーンが、ニコケイが悪魔の力に振り回される前半に集中(個人的には採石場の重機暴走がクライマックスだったなぁ……)しているのが惜しい。悪魔の力についての顛末を経過したあとは、何しろこの作品の伝統?であるところの「敵が弱い」が継承されているために、ややトーンダウン。
 まぁこの作品の場合、「ゴーストライダーが強すぎる」んですが……ストーリー進展の結果、ほとんど理由なしに弱点(夜にしか活動できないはず)が払拭されてしまうので、なおさら……。


 それにしても、「えっ、今さら?」な続編が、東欧&トルコを舞台に制作される、というのは、構図が「96時間リベンジ」と同じなんですが、何か理由があるんでしょうか。
posted by アッシュ at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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