2015年01月27日

アップルシードα

[60点]@シネリーブル池袋

 この手のフル3D映画の需要が欧米ではそこそこあるのを背景に(キャプテンハーロックがフランスでヒットしたというのはマジっすか……?)、荒牧伸志監督はもう確信犯というか「主犯」として、批判などどこ吹く風でノリノリで作ってるんだろーな、というのはなんとなくわかってきました。
 できれば、もう少し話の奥行きを考えて、いい脚本家を連れてくる努力をしてほしいと思いますが(本作における「挫折→再起」の流れのテキトーさときたらもう……)。

 「ヤマト2199がヒットしたから作った」としか見えなかったハーロックの次がこれですから、「攻殻機動隊が前日譚やったからアップルシードもやろうぜ!」的な短絡発想で企画を決めたとしか思えず、例によって期待値は低かったです。その期待値以上の完成度はあったので、まあ、うん。アップルシード13みたいに怒ってはいない。

 というか、舞台は大戦後荒廃したほぼ無人のニューヨーク、敵と戦うのは実質デュナンとブリアレオスだけ、敵もおおむね頭の悪いジャンジャンバリバリぶっ放す系なので、今回は狭い世界も大味な戦闘もそんなに違和感がなく、むしろB級アクション的にけっこう楽しめるデキになってます。高架道路を活かしたアクションなんかは気に入ってます。
 それにしても、どうしてこういうB級作品の「すごい秘密兵器ほしい」系の悪役は、「その兵器が自分に制御可能か」という想像力に欠けるのだろうか?(笑

 多脚砲台、バイオロイド、マスタースレイブシステムなどのギミックを散りばめた世界は、アップルシードには違いなく、理想的と思う映像化には程遠いとはいえ、「これはこれで」で納得のいく作品でした。
 (ただし、オリュンポス以前の話なのに双角やマシュー出てくるし、ヒトミの絡み方がアレだし、原作1巻に繋がるわけじゃないので、パラレルという割り切りは必要。)


 そして! そう! 良くも悪くも本作最大の見どころは!
 デュナンのおっぱい!
 何だよあのキャラデザ! そりゃまぁ、昨今の風潮に比べりゃよほどおとなしいものだけど、デュナンが胸部をガードせず戦闘するなんて絶対にありえないっつーの! とはいえ本作がB級アクションを目指したというなら、大正義ともいえるのか……。
 なんでも、初期のデザインはもっと際どくって、今はエロCGしか描いてない原作者にすら怒られたそうだよ!



アップルシード 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット] -
アップルシード 1~最新巻 [マーケットプレイス コミックセット]
posted by アッシュ at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/413041779

この記事へのトラックバック