2015年05月12日

短評(フォーカス・ラストリベンジ・コードギアス第三章)


フォーカス
[65点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 なるほど興味深い作りのコンゲームもの。ウィル・スミスが詐欺師を演じているのですが、何とこの作品、中盤で事態をシャッフルし、詐欺が進行していることはわかるのに、「誰が誰を騙しているのか」完全にわからなくなる状態に持ち込みます。この不安定な感覚はよかったし、その疑問に対する回答も、完璧な伏線のもと鮮やかな着地を決めて、きれいに観客をだましきるのはお見事。
 ただ、詐欺行為の凄み、爽快さに関しては、序盤のニューオーリンズで各キャラが「詐欺師でーす」て面してかます細々の方が圧倒的に面白く、クライムコメディとしてはしりすぼみ感があるのが惜しいです。


ラスト・リベンジ
[55点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 無節操俳優ニコラス・ケイジが今回は、実年齢以上&ボケる寸前の年寄りという凄まじい役どころ。元敏腕CIAエージェントの彼は、生命尽きる前に因縁のイスラムのテロリストとの決着をのぞむのだが、実はその相手も、病に冒されて余命幾ばくもないのだった……と書くと、「龍三と七人の子分たち」みたいなコメディー老人映画のシチュエーションぽくみえますが、実態は、この二人の老人に、「アメリカ」と「イスラム国家」の老い=行き詰まりを重ね合わせるという荒業。
 詳しいところはきちんと国際情勢やCIAの立場についてきちんと知見がないと厳しそうですが、この二人の対決シーンは見ものです。
 ただし、中途にあまりみるべきところはなく、ホントに「そのクライマックス」にひたすら向かっていくだけの内容なので、若干眠いのも事実。


コードギアス 亡国のアキト -第三章 輝くもの天より堕つ-
[65点]
@チネチッタ
 第一章第二章
 全四章が五章になることが決定しましたが、要するに「第三章が一時間で収まりがつかなかった」ので、サービスシーン込みで水増しして分割しました、という中での、水増し分の章。もともと全四章で収拾つく話とは思えなかったので、ここでキャラの掘り下げ・状況説明だけでがっつり一章費やしたのは大正解でしょう。素直におもしろかった。というか、ここを駆け足にしていたら、全体が薄っぺらでつまらない話になってたと思います。
 しかし……そういう水増し章にも関わらず、興収がコードギアス>パトレイバーなのはさすがに驚きました。さんざん実写パトを dis ってきましたが、なんだかかわいそうになってきた。



コードギアス 亡国のアキト DXFフィギュア レイラ・マルカル 単品 バンプレスト プライズ -
コードギアス 亡国のアキト DXFフィギュア レイラ・マルカル
posted by アッシュ at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック