2015年09月17日

字幕か吹き替えか

 最近、またぞろ字幕か吹き替えか、てな議論が映画ブログ界隈で話題になりましたが、自分は、

 ・ディズニー映画は原則吹き替え。
 ・その他「子供向け映画」は、おおむね吹き替えを選択肢に入れてよい。
 ・あとは原則字幕。

でみてます。
 なお自分、「ピクセル」をとりあえず字幕で見てみたんですが、固有名詞をうまく翻訳できてない印象だったので、吹き替え版で見直す予定です。

 話の流れの中で、某所で「ディズニーはタレントを声優に起用するから」みたいな批判を見かけたけど、いやいやいやディズニーがいちばんマシだよ!? ディズニーの芸能人起用は、ホントに見事なまでに役柄に合わせてくるから驚くくらいです。
 ディズニーが起用するまで、木梨憲武や田中裕二が声優たりうるって誰が想像したかね? 「雰囲気だけで決めたんじゃねぇの?」と思うかもしれませんが、それで通ると思ってテキトーに配役すると、「ザ・シンプソンズ(20世紀FOX)」みたいな惨状が生まれます。そういった、知名度と雰囲気と技量をうまく組み合わせられる(ついでに、芸能事務所のゴリ押しに屈しないパワーを有する)、ローカライズに対するスキルや意識の高さは、やっぱディズニーがダントツだと思うんだけどなぁ。
 「Mr.インクレディブル」の宮迫博之なんて、プロ声優すら裸足で逃げ出す級の凄みがあったし、近いところだと、「アナ雪」に神田沙也加が出るって話になったとき、みんな「あぁ……」て反応してなかった? 実際見てみてどうよ?


 なお、破壊屋さんにひとつ反論しておくと、「ミニオンズ」は吹き替えでないと、「日本語版スタッフ紹介」で笑いを取りに行く努力が無になるからダメです(笑。

 字幕版はみてませんが、オリジナルキャストにちゃんとスティーブ・カレルがクレジットされているので、まず間違いなく字幕でもあそこはおっさん声で、それを踏襲した吹き替えです。幕引きにあたり、「新ご主人様、キター!」ってファンに反応させるのが目的の、意図した演出だと思います。自分も「キター!」てアガったもん!
 彼がそもそも怪盗グルー=スティーブ・カレルの吹き替えにふさわしいか、てのは、「月泥棒」から言われてる別問題。個人的には嫌いじゃないし、彼くらい「聞けばわかる」級の個性がある声の方が向く役柄だと思います。
 少なくとも、60年代の雰囲気に合ってないからぶち壊し、っていうのは筋違いかと。この作品の場合、別に何時代でやってもいい話だけど「グルーとの出会いを描くのなら60年代にしないと辻褄が合わない」からそうしたのであって、優先順位は「グルー」>「60年代」でしょう。



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posted by アッシュ at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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