2015年09月20日

進撃の巨人 後編 -エンドオブザワールド-

[60点]@109シネマズ港北

 な? 本質は何も解決してないのに、海見てラストシーンだったろ?


 ……いやぁ、ある意味スゴいもんを見ました。ネタバレ隠さないから、見てない人は注意。

 後編に入り、序盤で「世界の真実」的なものを全部ネタバレして、社会体制の話を持ち込み、人間同士の対立の方向へ物語をシフトしていったのは(あそこまで一気にバラすとは思わなかったけど)、わりと予想通り、だったのだけれど。
 予告編に出てきた、エヴァみたいな謎の白い部屋とその出口以外、新しい「場所」がまったく登場しないのです。新しい「キャラ」に至ってはひとりも登場しないのです。なのに社会の二項対立の物語がものすごい勢いでぶん回され、キャラが次々無駄死にしていくのです!
 よくもまあ、あのダイナミズムと複雑な関係性を内包する「進撃の巨人」を、ここまでデビルマン並みにコンパクトな世界に落とし込んだものです。「テーマに沿ってまとめた」という意味では、凄まじい技量の発露のように見えてくるから不思議。ある意味感服した。……コンパクトさを誰が望んでたか、ちゅう話だけどね!
 超巨大巨人の正体に至ってはもう、……とりあえず、君の目的がそれなら、まず壁完全にぶっ壊したらよかったんちゃう? 前編で登場したとき、なんであんなちっちゃな穴ひとつで満足したん?

 本作では、立体機動のアクションはほぼ巨人エレンの露払いみたいな扱いで、ちょっとカッコ悪いのですが、樋口監督としては、やりたかったのは立体機動よりもウルトラマンであって、それは存分にやらかしたので満足したでしょう。映像はホントよくできてました。特撮担当のみなさまに率直な賞賛を。


 ところで、タイミングの問題もあって、公開初日(真昼)に見たのだけれど……会員1100円デーなのに20人くらいしか客いなかったぞ、109シネマズ港北……いやこれ、「進撃の巨人がヒットしてない」よりも、「109シネマズ港北がヤバい」んではないのか? 二子玉川とららぽーと横浜に挟まれた今、あのエリアにシネコン2つって明らかに過剰だもんな……。



小説 映画 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド (KCデラックス 週刊少年マガジン) -
小説 映画 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド (KCデラックス 週刊少年マガジン)
posted by アッシュ at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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