2015年10月15日

短評(リトルウィッチアカデミア/GAMBA/カンフージャングル)


リトルウィッチアカデミア -魔法仕掛けのパレード-
[75点]
@TOHOシネマズ新宿
 前作感想。なお、本作の上映は、前作(25分)に続けて本作(56分)という仕様なので、初めてでも安心。
 尋常ならざる怒涛のアニメーションは健在。ここまでやるかよと思う、圧倒的かつ変幻自在の描き込みを堪能しましょう。アニメが好きなら見なきゃ損、ていうか、本作を見ない、なんて選択をする人は、「アニメ」のファンではない、と断言してもいいです。エンドロールでキックスターターの出資者名が出てくるけど、ほとんど海外名なんだよね……。

 ただ本作は、ストーリー的にはやや落ちます。テンポよくキレのいい展開が続きはするのですが、あくまで「第二話・第三話」です。それも「初めての仲違い&仲直り」と「新キャラ紹介」を同時進行でやるため、まとまりに欠けます。そういう挿話に、ここまでリキ入れなくても……と思ってしまいます。
 前作では全面的にポジティブに描かれた、主人公アッコの未熟かつ無鉄砲な勢いは、今回の「仲違い」フェイズでは「ウザい」に堕しており、あとに「仲直り」が来るとわかっていてもちょっとしんどいです。しかも新キャラ三名がその「ウザい」の陰に隠れてしまい、各自の個性の強さの割には存在感がありません。
 まだまだ続きを作れる手当がすでについていて、今後彼女らの掘り下げ回があるというなら、ちょっと楽しみですが……。


GAMBA -ガンバと仲間たち-
[55点]
@109シネマズ木場
 率直な感想。
 ……本当に日本の映画界は馬鹿だな!
 「進撃の巨人」は「営業上の理由」で前後編にしちゃうのに、作品の内容的に前後編にしなきゃ追っつかない本作を単品にするんだから!
 おかげで、物語の進行速度が序盤からフルスロットル。各キャラをつかませぬうちに話がずんどこ進むので、入り込みづらいです。特にイカサマの存在感はほぼゼロで、彼が絡む終盤の愁嘆場が意味不明の域に。
 内容は平易で明らかに子供(というか親子)をターゲットにした本作。子供相手の場合、93分の上映時間は集中力的に限界値だから、これ以上引き伸ばせないのはわかります、でも今なら、60分2本という興行でも受け入れてもらえると思うんですよ。仲間と出会って島にたどり着くまでで一本、イタチとの戦いで一本、それがこの作品の正しいかたちだったと思います。
 ノロイ登場以降は、そのトラウマとも呼ばれた恐怖感を含め、かなりのデキなので、非常にもったいないです。


カンフー・ジャングル
[65点]
@新宿武蔵野館
 ドニー・イェンによるカンフーアクション映画の新作。古いカンフー映画をオマージュし、当時の功労者が各所で友情出演しており、マニア感涙の作品……らしいです。そこまで入れ込んでいない人にとっては、クライマックス以外は大半が「主人公の行動or警察の捜査が空回り」に費やされるのであまりスッキリしません。犯人の目的は、別に謎でもなんでもないしな。
 もちろん、ラスト10分、クライマックスの高速道路上バトルは必見。思わず鼻息荒くなっちゃう熱戦ですんで、ここだけでも金払って見る価値あり。



リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード Blu-ray豪華版 -
リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード Blu-ray豪華版
posted by アッシュ at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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