2016年01月21日

パディントン

[75点]@109シネマズ木場

 予告編を見る限り、名作児童文学を「家族愛連呼」なありがちファミリーコメディーに改変してるぽかったので、あまり大きな期待はしてなかったのですが、なかなかどうして、面白かったです。
 実際、「家族愛連呼」なありがちファミリーコメディー、には違いないです。で、家族ものとしては、パディントンを介してひとつに打ち解けていく流れがあっさりめで、あまり面白くはないです。しかし、コメディーとしてのキレがよくて飽きが来ないので、素直に好感が持てるつくり。日本人的には、「クレヨンしんちゃん」をイメージしたほうがたぶん近いです。
 あの手この手のくすぐりポイントが豊富、かつネタをいちいち二段構え三段構えに仕込む巧みさで、笑わせてもらいました。脚本は 「Mr.ビーン」や「ジョニー・イングリッシュ」の人だそうです。なるほど。
 お気に入りは、衛兵の帽子から「非常食」が出てくるネタですが、あの帽子って熊の毛皮製のはずなんですよね。パディントン的にはOKだったのでしょうか。クライマックスの最後のトドメはなんか唐突に見えますが、あれ、「鳥=バードさん」が助けてくれた、ってダジャレだよね?
 あとこの作品、ちょっとしゃれたオチがエンドロールにあって、動物ものの映画だと必ず出てくる「いかなる動物も傷つけていません!」ていう文言が、「いかなるクマも」になってる。


 吹き替え版で鑑賞。ほぼ俳優専業の人で固められ、まったく磐石な布陣でした。松阪桃李のパディントンは、テディベアの延長線上にある原作イメージだと違和感がありますが、本作はパディントン自体が精悍なリアル若熊として造形され、「ロンドンに憧れてやってきた移民の若者」的に描写しているため、すんなりはまっています。
 モデル・歌手出身者の「声優初挑戦」は地雷になりやすいところ、三戸なつめも健闘してました。


 ひとつ気になってること。
 ブラウンさんが女装したときの「入館証」には、いったい何が映っていたのでしょうか? 絶対ネタがあると思うんですが、顔が太っていて腕がなくて掃除婦をしている既製のキャラクターって何……?



くまのパディントン -
くまのパディントン
posted by アッシュ at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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