2016年05月15日

短評(追憶の森/フィフスウェイブ/シビルウォー)


追憶の森
[70点]
@TOHOシネマズシャンテ
 マシュー・マコノヒーと渡辺謙、2大俳優競演……と身構えて見ると、肩透かしを食らいます。脚本は「リミット」の人だそうです。気負わずに見る安いシチュエーションサスペンスと思うのが吉。
 日本の青木ヶ原樹海が舞台(といっても撮影はアパラチア山中らしい)。道に迷った自殺志願者2名が、なんやかんやで生きて脱出するためサバイバルするという筋書きなんですが、何しろその道中が、真剣にやってんのにそこはかとなくコントなんです。
 そもそも青木ヶ原行くのに新幹線で静岡で降りてるとこから始まって、祠という人工物があっても何も気づかないし、死体見つけたらまず剥ぐし、川を見つけて辿って下ろうぜって話した次のシーンでまた山に分け入ってるし、崖から落ちる瞬間とか完全に笑いを取りに来たよねアレ?
 しかし、おそらくは無神論者であろう主人公が、日本的なスピリチュアル展開に触れていく流れは、日本人としてちょっと面白かったですし、最後のオチを知ったうえでそうしたコントみたいな道中を思い返してみると、いろいろ腑に落ちて暖かい気分になり、見て良かったという感想に至るのです。

 でもあの奥さんの死に方はない。あれはコント。


フィフス・ウェイヴ
[55点]
@109シネマズ川崎
 なんか壮大なSF超大作っぽい宣伝、ディストピア・サバイバルな序盤とは裏腹に、「クロエ・モレッツが大人の階段登っちゃうんですぅ!」がメインプロットな、「ジュピター」に並ぶ、SFでトワイライトサーガやりましょう的な、スウィーツな作品。
 なので男子は、オハナシは一切忘れてオトナになったクロエさんを堪能しましょう。映像はそんなにエロくないけど、シチュエーションがエロい。フトモモだけで、こう、何かかきたてられるヨ!
 そして、「階段登っちゃった」を知って、本来彼氏ポジションにいたはずのベン君が「えーーーっ」て表情をする一瞬が大爆笑かつ最大のクライマックス。リンガーちゃんに慰めてもらえよ! 続編出るのかどうかしらんけど、あの娘デレたらチョー可愛い系のはずだから!


シビル・ウォー キャプテン・アメリカ 
[60点]
@TOHOシネマズ渋谷
 アントマンとスパイダーマンを加えて、オレの素人考えなんかお見通しな、アベンジャーズ同士組んずほぐれつバトルロイヤルは面白かったですが、……ぶっちゃけそこだけ。
 その状況を作るためだけに四苦八苦している物語は、2時間半もかけておきながら、ちっともアガらない。「キャプテンアメリカ」がタイトルという点を考えると(自分、キャップの他の作品見てないんだよね……)、アゲアゲにせぇというのはムリかもしれないけども。
 脳天気な新入り両名を加え、さらにはアイアンマンを「政府の手先」チックな役回りにして道楽者で自由人なイメージを台無しにするくらいなら、ハルクとソーはバランスブレイカーだから出さない、って判断を下したのと同様の割り切りで、物語をもっと狭く絞るべきだったんではないかと思えてならないです。



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posted by アッシュ at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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