2016年07月13日

短評(フラワーショウ/キングスグレイブ)&選挙後ゴニョゴニョ


フラワーショウ!
[50点]
@ヒューマントラストシネマ有楽町
 失敗した。期待したのと違った。でも想定してしかるべき範疇で、これはこれで好きな人はいる内容です。僕に合わないというだけで。
 ガーデニングもので、既製の園芸に若い女性が自然志向で風穴を開けるという実話ベースの作品ですが、「プラダを着た悪魔」や「イン・ハー・シューズ」と同じ「お気楽極楽」路線だったのです。汚いところや醜いところは見ずに、上澄みだけすくい取った仕上がりになってます。
 ものすごくエコ方面に意識高いモノローグがべらべら入りますが、この作品における「自然」は、ほぼ主人公の言いなり。その点の苦労はなきに等しく、人間がなべてコントロール可能という思想のうちにある欧米的な作りです。
 じゃあ主人公はいかなる挫折や困難に直面するか? というと、アフリカの砂漠緑化の使命に燃えるイケメン園芸職人をいかに振り向かせるか? に中盤のほとんどを費やすという……なんかもう、背中ムズムズしたわー。


KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
[65点]
@シネ・リーブル池袋
 150億円かけた駄作から15年、ファイナルファンタジーが再び映画になった! ……今回は、シリーズ最新作の前日譚、のようです(なお、自分のFF経験は6まで)。
 日本人メインで制作したフル3D映画だから、またどうせ少人数で世界の運命をこねくり回すんだろうな、と期待せずに臨んだら、一都市(新宿が未来都市化されている!)の攻防のみに話を限定しつつ、いくつもの視点が入り乱れて進む、なかなかどうして中身の濃い作品で、充実感がありました。このクオリティならもっとやってほしい。また、近年のFFファンからは絶賛されている模様なので、気になっている方は是非。
 個人的には、手放しで面白いかと言われると微妙ですが……なんでタコそんなとこおんねん、とかね……お姫さま救出ミッションが単なる陽動ってことは、序盤で死んだあの黒髪お姉ちゃんが報われなさすぎじゃんかさ……。
 アクションの大半が何やってんのかわからない出来なのも、ちょっと残念。ただこれは、「剣投げワープ」という独自のアクションが超カッケー、てことさえ伝われば、ゲームの販促としては問題ないんでしょう。「第一魔法障壁」が巨大ロボットばりに動き出してそれをおっぱじめたのは、なかなかアツかったです。

 芸能人声優について。綾野剛は素晴らしかったですが、忽那汐里はちょっと……お姫様な声ではありますが、演技にほぼ感情が乗らないので、この超重要役をあてがうべきではなかったと思います。



 選挙後ゴニョゴニョ。

○「オタクは必ず否定形から入るから嫌われる」みたいなこと、よく言うでしょ。オタクに限らず、否定的な人間は信頼を得られない。
 野党&その支持者は、主張が間違っているのではなく「信頼されてない」現状を強く認識して、否定の言葉を封印しない限り、どんなに正論を積み上げても浮上できないと心得るべし。

○あと、与野党関係なく、ふだん欧米基準欧米基準言うてる政治家は、選挙で「敗北を認めて対立候補を賞賛する態度」も基準にして欲しい。その文化がなく罵り合う国を憂えます。少なくとも、二大政党制とか永久に無理。

○次は都知事選だけれども、もう都民ではないので好き勝手不謹慎を言わせてもらえれば、都政の喫緊の問題は築地市場だと思うので、当選したらポピュリズム的に得点を取るための行動だけを起こして築地の計画をつぶしてくれて、そんで即ぽっくり行くかまたスキャンダルで再選挙、となりそうな方を選ぶのがよろしいかと思います。
 その後は、特に1960年代のインフラがぐちゃぐちゃしてるエリアの方は、ちゃんと土建公共事業を推進する知事を選ばないと、マジでそろそろヤバイよ。老朽インフラが壊れて人死にが出てから計画立ててるようじゃ手遅れだよ。ていうか、東京五輪てそのための誘致と思ってたんだけど、ここんとこは自民さえあてにならんという悲惨状況に合掌するしか。

○ところで、「インデペンデンスデイ」は、続編公開前に旧作が当然地上波放送されるであろうと踏んでいたのに、テレ東の午後ローでパチモンやっただけっぽいんだよね。……まさかと思うんだけど、「選挙前だから」って理由じゃないよね?



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posted by アッシュ at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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