2017年04月07日

短評(レゴバットマン/ハードコア)


 今回は無理です……
 対決もので、両方がタイトルに含まれてるというと、記憶にあるのは……モンスターvsエイリアンくらい?



レゴ バットマン・ザ・ムービー
[50点]
@シネ・リーブル池袋
 実は前作も見てるんだけど感想を書いてません。ラストの展開に感動した人はいるようだけど、自分にはあれが最低限の予定調和にしか見えなかったんですよね。
 ……そうなると、「本当にレゴ組み立ててるならすごい」のだろうけど、CGまるわかりなアニメーションは単調で魅力に乏しく、スピード感でごまかされてる印象なのが正直なところで……。わちゃわちゃおもちゃを動かすのはアニメーションの原初だから、もっと魅力を出せるはずなのに、主人公がレゴ人形なために自分で表現に限界を作っているような……。

 本作は輪をかけて魅力に欠け、「レゴを組み立てる」面白ささえ完全抹消。ストーリーも「家族大事」の凡百パターンで(バットマンの孤独表現はちょっとよかった)、レゴ&アメコミのネタを笑えない人が見る価値はたぶんないと思われます。
 いやはや……まさかこの高速テンポのCGアニメーションで寝落ちした自分にビックリだ。ゴメン、バットマンはどうやって「ファントム・ゾーン」から戻ったの?

 次は「ニンジャゴー」らしいけど、もう見ないです……。
 というかそもそも自分はダイヤブロック派だったんだっ!



ハードコア
[60点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 「観るではなく同期する」がウリの、ヘッドマウントカメラで撮影し、全編通して主人公の目線がそのまま観客目線となるPOV映画。……なんですが。
 この視点自体は、海外のゲームは今やほとんど全部そうと言ってもいいし、映画でも「DOOM」のように部分的に採用したものも多いわけです。「全編」になってどんなこだわりの差別化が図られたか……ってコレ……むしろ優位性をグチャグチャに壊してない?
 だって、ブッツブツにカットを切るんだもの、まったく体験の共有になってない。音声は継続してるのにカットは切れている、なんてシーンもやたらある。今の技術なら、カットを切ってもCG処理で長回しのように見せられるはずなのに、その措置も雑。
 また、何かを見たとき、対象を目に留め認識する「間」があるべきなのにそれがなく、何をしてるかわからないところが多すぎ。体に動きを覚えさせたスタント目線そのままでは? と推測します。白兵戦のシーンになると、「演技ではインパクトさせられない」ので、対象との距離感が変、という違和感も出てくる始末。
 ストーリーも、襲われて切り抜けようとしてピンチになると助けが入る、を何度も繰り返すワンパターン。総じて、同期どころか、「作品世界に没入させたくないのでは」と思うくらい、他人事にしか見えなくなってしまった、残念な作品です。

 逆に、ピンチの先に現れる「ジミー」のアイディアと、演じるシャールト・コプリーが素晴らしすぎて、もはや彼が作品全体を乗っ取ってるも同然の状態になっています。「彼主演で一本作ればよかったのに」と思うことしきり。



diablock BASIC 350 -
ダイヤブロック BASIC 350
posted by アッシュ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/448808878

この記事へのトラックバック