2016年12月08日

コラム

 最近の関心事は、映画館では結局このふざけた予告しか見なかったモンストの映画が、本当に今週末に公開されるのか、ってことです。



 制作状況に関係なく、正月興行したいけど「妖怪ウォッチ」より前に始めないと埋もれるぞ! みたいな公開日の決め方したんじゃねぇか、って気がすんだよなぁ。やばそうだなぁ。
 見ないけど。

<12/14 追記>
特典ありきとはいえ、「海賊と呼ばれた男」を上回って週末興収1位とか。おみそれしました。



 トリウッドでこんな企画が。マジか。
 「下北沢 鷹の爪映画祭」
 「カスペルスキー」見てないんだよな。どうしようかな。

 ……「6」はともかく、「女王陛下のジョブーブ」がラインナップにないのは、リクルートに断られたんでしょうか。



 めでたく邦画興収ベストスリーを神木龍之介出演作品が占め、こんな話がネタめいて出回る昨今ですから、神木龍之介が声を当てたアニメ映画特集! とかいって、「アーサーとミニモイ」シリーズをリバイバルする奇特な映画館、ありませんか? ていうか、第三部を日本公開したりしませんか?
 ←今調べたら、第三部は結局DVDスルーだったのだけど、声を当ててるの神木龍之介じゃなかった! なんてこった!



 目黒シネマとキネカ大森で新海誠の旧作再鑑賞してきました。でも秒速は見ない。一生見ない。
 「雲の向こう、約束の場所」について甚だしい勘違いをしていて、「君の名は。」の感想を書き直したのはナイショ。
 で、当時は劣化ジブリとさんざん叩かれた「星を追う子供」ですが、やっぱり自分にとっては傑作であることを再確認しました。
 あの作品は、ジブリの影響下にあるのは確かだけど、ジブリ的なものはすべて「死後の世界」にあり、「それに対して妄執を持つ者」と「それを受容していない者」とが旅をするロードムービーなんだから、比較してどうのという作業は不毛でしかありません。
 そもそもが冒険活劇を目指しておらず、もしも「フォロワー」という単語を使うなら、宮崎駿ではなく「宮崎悟朗」のフォロワーだという観点で見ないと、おかしなことになると思うのですよ。



アーサーとミニモイの不思議な国、魔王マルタザールの逆襲、ふたつの世界の決戦 [レンタル落ち] 全3巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品] -
アーサーとミニモイの不思議な国、魔王マルタザールの逆襲、ふたつの世界の決戦 [レンタル落ち] 全3巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
posted by アッシュ at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月01日

アニメ映画監督最大トーナメント全選手入場!!!!


 映画の日なので? ネタ投下。

 ポスト宮崎とかポストジブリとか言っているうちに、すっかり群雄割拠になったよなぁ、と数えていたら、32人行くんじゃね? と、気づいたら作り上げてました。後悔はない。たぶん。

 いちおう、「日本で劇場公開した2Dアニメ作品の監督・総監督経験または予定あり」で縛り。短編長編/オリジナルか原作ありかは不問。微妙に基準ずれがあり、特に、代表作として挙げた作品はその縛りとは関係なく選んでいます。

 予選落ち(?)はむろん多数いますが、とりわけ惜しかったのは、縛りゆえ対象外であった谷口悟朗。だいたい書き上がった頃に「ルルーシュ劇場作品化」が発表されましたとさ……。

 ではどうぞ。




全選手入場です!!!!


いきなりだがまだ生きていた!! 更なる研鑚を積みまだまだやる気だ!!!
アニメ神!! 「毛虫のボロ」宮崎駿だァ――――!!!


萌え日常アニメはすでに京アニが完成している!!
「けいおん!」「聲の形」山田尚子だァ――――!!!

首は全部傾けまくってやる!!
シャフト代表「まどか☆マギカ」新房昭之だァッ!!!

監督は知らなくても作品の知名度がものを言う!!
「プリキュア」「ONE PIECE FILM Z」長峯達也!!!


真のパトレイバーを知らしめたい!!
「パトレイバーREBOOT」吉浦康宏だァ!!!

ゲームとアニメは制覇したキッズ向けなら全メディアがオレのものだ!!
「妖怪ウォッチ」ウシロシンジていうかその後ろの日野晃博だ!!!


一般向け路線転換は完璧だ!?
「ひるね姫」神山健治!!!!

おんなのこ同士のベストイチャイチャは私の中にある!!
百合アニメの神様が来たッ 「たまゆら」佐藤順一!!!


声優キムタクなら絶対に敗けん!!
新世代のルパンも見せたる 暴走野郎「レッドライン」小池健だ!!!

泣かせのためならなんでもありだからこいつは怖い!!
聖地秩父のピュア・メーカー「あの花」長井龍雪だ!!!


ラノベ路線からチーレム勇者の参戦だ!!
「ソードアート・オンライン」伊藤智彦!!!

作りたい映画があったからクラウドファンディングに賭けたのだ!!
ミリオタの執念を見せてやる!! 「この世界の片隅に」片渕須直!!!


めい土の土産にガンダムとはよく言ったもの!!
達人の奥義が今「Gレコ」でバクハツする!!
リアルロボット戦記開祖 富野由悠季御大だ―――!!!

金曜ロードショーこそが国民アニメの代名詞だ!!
まさかこの男がきてくれるとはッッ 「バケモノの子」細田守!!!


作ったらウケるからここまできたッ 正体一切不明!!!!
島根のカエル男 「鷹の爪団」FROGMAN だ!!!

オレは単品で最強ではないシリーズ興収で最強なのだ!!
御存知「ポケモン」湯山邦彦!!!


クレヨンしんちゃんの監督が今や国際的名監督!!
海外に打って出る奴はいないのか!! 「百日紅」原恵一だ!!!

デカァァァァァいッ説明不用!!
50m超!!! 「進撃の巨人」!!! 荒木哲郎だ!!!


アニメはデフォルメしてナンボのモン!!!
超独自世界!!  「マインド・ゲーム」湯浅政明の登場だ!!!

ダンスはお手のもの 邪魔するやつはファンに思いきり殴られ思いきり蹴られるだけ!!
男女統一ヘヴン状態「ラブライブ」「キンプリ」京極尚彦


ベタラブコメを試しにアニメへきたッ!!
ボカロメディアミックスから「告白実行委員会」柳沢テツヤ&HONEYWORKS!!!

クラウドで更なる磨きをかけ
「リトルウィッチアカデミア」吉成曜が帰ってきたァ!!!


今の自分に死角はないッッ!!(360度旋回砲塔的な意味で)
「ガールズ&パンツァー」水島努!!!

アカデミー賞受賞の実力者が今ジブリを継ぐ!!
オランダから「レッドタートル」マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットだ!!!


ファンの前でならオレはいつでもビッグマウスだ!!
「Wake up Girls!」山本寛 本名で炎上だ!!!

社長業はどーしたッ アニメーターの炎 未だ消えずッ!!
作るか作らないかどっちなんだ!! 「蒼きウル」山賀博之だ!!!


特に理由はないッ ゴジラが強いのは当たりまえ!!
島本和彦にはないしょだ!!!
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ「新世紀エヴァンゲリオン」庵野秀明がきてくれた―――!!!

ジブリで磨いた実戦アニメ!!
スタジオコロリドのハイテンション新鋭 「台風のノルダ」新井陽二郎&石田祐康!!!


ギャグアニメだったらこの人を外せない!!
超Akatsuka級ネタ師「銀魂」「おそ松さん」藤田陽一だ!!!

超一流アニメーターの超一流の作画だ!!
生で拝んでオドロキやがれッ トリガーの鋼鉄人!! 「天元突破グレンラガン」今石洋之!!!


ジブリの命脈はこの男がつないでいた!!
「ローニャ」でエミー賞!! 「コクリコ坂から」宮崎吾朗だ!!!

眠れる天才がようやく目覚めたッ
いつまで迷走していたンだッ セカイ系ッッ
俺達は君を待っていたッッッ
「君の名は。」っ!! 君の名前はっ!! 新海誠の登場だ――――――――ッ


以上32名によってポストジブリ争奪戦を行いますッ


加えて制作スケジュール破綻に備え超ヤバイ老が……じゃなくてリザーバーを4名御用意致しました!
「かぐや姫の物語」高畑勲!!
「マクロス」河森正治!!
「AKIRA」大友克洋!!


……ッッ  どーやらもう一名は実写路線でやらかして関係者を激怒させたようなので、到着しても皆様にはご紹介致しませんッッ



<12/2 追記>
 そういや山賀博之は「食いっっっぱぐれないbyムロツヨシ」の人なんだからアニメーターじゃないよなぁ、といって「炎」とうまくつながりそうな表現も他に思いつかんし、とりあえず放置しとくかー、と思ってたら、食いっぱぐれるかもしれないというニュースが……。



グラップラー刃牙 全42巻 完結セット(コミックセット) -
グラップラー刃牙 全42巻 完結セット(コミックセット)
posted by アッシュ at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月19日

映画館のCMのこと


 震源地はこの増田なのかな? また「映画館のCM」の話題が盛り上がっている様子なので、便乗します。


 映画館に行ったら映画だけ見たい、という欲求は自分もあるし、CMや予告編は少ないほうがうれしいのは確か。
 でもCM入るのは仕方ないと思う、というか、「映画」は「たくさんの目の人に触れる点で価値がある」と認められてるからこそなわけだし、悪いことじゃない気がします。テレビの少ない時代にゃ、幕間にニュース流してたわけで。

 で。
 それでも、思うところはいろいろあって。


○セブンイレブンはまだマシ! まとも!
 テレビ用のCMをそのまま流すのではなく、映画館向けにあまり声高でない内容にするとか、地域別のネタを入れるとか、工夫の余地はありそうですけど。

上映前CMでダントツにいいのは、やっぱりキューピー。福山雅治の穏やかなナレーションが聞こえると、あ、これからいよいよ映画だ、という気分になれます。

映画館でローカルなCMを見るの、けっこう好きだったりします。横浜の映画館で見られる、柳沢慎吾の万葉倶楽部とか。
 109クランベリー南町田で地元の小さい不動産屋のCMかけてんのとかは、むしろほほえましい。


 もちろん、こんなの映画見る前にかけるなと絶叫したくなるひどいものも少なくないわけで!

■TOHOシネマズがまず襟を正してほしい。最初期の鷹の爪団マナーCMは抜群によかったけども、気をよくしてチョーシこいていろいろ「上映前」をいじりだしたせいで、不快に思う人も増えてるのでは、と思わずにはいられません。

 →「映画のある生活」がいかにひどかったかは以前書いた。
 →今年映画館で見た、最もつまらない映像は「阿吽建設」。
 →シャンテの「行かないでハンケン」も、センスないから今すぐやめてほしい。

■他の追随を許さぬ酷さを誇るのが東京テアトル系。東京テアトルの映画以外の事業のCMは、「本当におまえら映像事業をやってる会社なのか?」と、企業価値を毀損するレベルでひどいのでCMの体をなしていない。一口とはいえ株主たる自分としては、いつか株主総会で糾弾するのがひとつの目標です(テアトル東京の株主優待はめっちゃ使えるので抜けられん……)。

 →以前 M@sterVision 氏が怒ってた状況は多少は改善されてるけど、今でも「予告編をカットしてでもTCGカードの勧誘はする」ってアレ意味わからん。
 →館によらず新宿や銀座の店舗のCMを見せるのって、間借りしてるビルから怒られねぇの? 特にシネリーブル池袋、東武百貨店のテナントなのになんで中の店のCMを流さない? 嫌われてるのハブられてるの?
 →ヒューマントラストシネマ渋谷で一時期流してた、黒地にカタカナの「ヒ」とだけスクリーン上に表示されるCMの絶望感といったらなかった。僕自身の「金払って映像見に来てんのに、なんでこんなもの見せられなきゃならんの?」という怒りはこれがピーク。コレを経験してたら、だいたいのことは許容できる(笑。

そんで、こないだ新宿ピカデリー行ったら、普通に松竹配給である「いきなり先生になった僕が彼女に恋をした」の予告編が、いちばん最初つまり「通常CM枠」でかかってたんだけど、あれは何だったんだろう?
 枠が安いってことか、それともあまりに絵面がショボいので、他のマジメに作ってる映画の予告編に混ぜちゃうとむしろ逆効果だと自分らでもわかってて、通常CMに混ぜ込むことで少しでもマシに見せようという深謀遠慮ですか?



キユーピー ハーフ 300g×4本 -
キユーピー ハーフ 300g×4本
posted by アッシュ at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

「君の名は。」はなぜメガヒットしたか


 「君の名は。」がなぜかくもヒットしたのだろうか。
 作品の良さについては、もうすでにいくらも言及してる人がいるし、僕はいいものが売れて当然と思うので、気にするまでもない。

 だが本作は、「初日初回から」「地域の偏りなく」「若年層だけで」満席を連発した。この動きは異様だった。ここが気になるのだ。



 「初日初回から」であるから、作品の内容はほぼ関係ない。それ以前の情報で、彼らは映画館に来た。

 「地域の偏りなく」ヒットをなしとげたのは、これまで公開館が限定されていた新海誠監督のネームバリューではとうていありえない。オタクが盛り上がって満席連発、な作品はこれまでにいくつもあるが、それは情報が速い都会に限定され、地方には波及しきらないことが多い。
 そもそも、人口が少ない地方郊外のシネコンが「満席になる」自体レアだ。

 そして、観客は「若年層ばかり」だった。事前情報は少なかったとはいえ、幅広い年齢層に知名度が高く、東宝自身の熱量も高く、タイアップも大量に行われた「シン・ゴジラ」を、完全に若年層をターゲットにしたいしたタイアップもなかった「君の名は。」が、あっさりとぶち抜いた。


 つまり、作品の良し悪し以前に、我々にはもはやわからない、若年層だけに通じる動きが公開前にあって、それは東宝にすら予測不能かつ制御不能だったと考えられる。その異様で巨大な初動が、軒並み「よい作品」というリアクションを拡散したからこそ、現在につながっている。
 それが何か、なのだ。



 要因のひとつは、やはり「RADWIMPS」だろう。RADWIMPSは、露出が少ない点がむしろウケて、現在若年層に絶大な人気を誇る。一説には、全国ツアーをやれば、動員は100万人はカタイそうな。
 彼らは、映画の公開直前に同名アルバムを出すなど、プロモーションにも全面協力している。彼らのツイッターのフォロワーはバンドの公式で50万、ボーカルの野田洋次郎個人で25万を超える。彼らの存在は相当大きいと思っていいだろう。

 ただ、野田洋次郎が主演した別の映画「トイレのピエタ」が大きくヒットしたという話は聞かないし、実際、そういうプロモーション的なツイートに多大な反応がある感じもしない。若年層は、売らんかなの言葉を嫌うもんだしね。
 これほどのメガヒットに直結したかと問われると、?なのだ。


 で、一つ提唱したい説が、「ONE PIECE FILM GOLD」の影響である。
 かの作品は、その絶大な知名度により、「ふだん映画館には来ない若年層」を、大量かつ全国的に映画館に引き込んだ。今年おそらくダントツの700スクリーン以上で公開されており、そのうち「君の名は。」を公開予定だった映画館は、間違いなく上映前に予告編をかけている。

 しかし「ONE PIECE FILM GOLD」は、良くも悪くも「ワンピース」だった。「予定調和で型どおりの面白さ」を提供することを旨として作られている。
 「背伸びしたい年頃」には響かなかった。物足りなかった。
 だから、

 「予告編のアレの方がよさそうじゃなかった? RAD だし!

 という反応に結びついた可能性はないだろうか。
 「男女入れ替わりはジュブナイルの定番」であるが、そこで古典や大林宣彦の名作を引き合いに出すのは年寄りの思想だ。単純に、異性に興味を持ち始めた若年層にとって、どうしようもなく魅力的で斬新に響く設定だからなのだ。

 つまり、若年層のうち「ワンピースのファン層」の厚みが、「ワンピースよりすごそうで興味深いもの」の存在を知って、シフトしたのではないか……という推測である。


 当然ながらこれは僕の主観であって、アンケートとか採って調査したわけではないので、あくまでネタとして。
 できれば(たぶんもうどっか始めてると思うけど)、たとえばベネッセとか、中高生にネットワークを持っている企業は今すぐ、「『君の名は。』がいかに若年層にリーチしたか?」をきちんと調査して、コンテンツとして公開していただきたいですね。すごく興味深いものになると思う。



ONE PIECE FILM GOLD オフィシャルムービーガイド BACKSTAGE PASS (集英社ムック) -
ONE PIECE FILM GOLD オフィシャルムービーガイド BACKSTAGE PASS (集英社ムック)

君の名は。(通常盤) - RADWIMPS
君の名は。(通常盤) - RADWIMPS
posted by アッシュ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月07日

実写「銀魂」のキャストに衝撃


 橋本環奈が順調に汚れ女優の道を歩んでいるのも凄いが……、

 中村勘九郎……だと……?

 あぁそうか、「将軍かよぉぉぉ!」やるんだな、中村勘九郎にパンストかぶせるのか、それは確かにちょっと見てみたいかもしれん。

 え? 違う?

 近藤勲役:中村勘九郎……だと……???

 よもやのゴリラとは。
 ……福田雄一監督の近作を考えれば、どう考えても鈴木亮平がベスト配役だ。貫禄出すなら堤真一もアリだろう。なぜ中村勘九郎?
 ……もしかして「近藤勇」でオファーしてない? そんで「騙された」というネタをかます気では?

 そして公式サイトのコメントに絶句する。

 調べてみたらそんなに映画やドラマに出てないのな、六代目は。五代目のイメージかな。



劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(完全生産限定版) [DVD] -
劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(完全生産限定版) [DVD]
posted by アッシュ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

21世紀のアニメ映画ベスト50?


 1位に「千と千尋」が入ったことでちょっと話題になってますが、このランキングはクソです。

 なぜなら、他のあらゆる名作を差し置いて、4位に「なんて素敵な日」を入れているからです。
 この見慣れないタイトルの作品が気になった方に対し、忠告します。クソです。

 このエントリの中段で「寝た」と書いた作品で、当時は部分的な短編でしたが、別の機会に完成版を見ました。さらに破壊力が増しています。熟睡です。
 見終えた瞬間に忘れようと試みたので感想も書いておりません。思い出しちゃったじゃねぇかよクソ。

 このハーツフェルトというアニメ作家は、以前流行った棒人間スプラッタアニメに乗せて「延々と念仏でテツガクを垂れる」が作風である、と理解する必要があります。これより面白いアートアニメーションを作っている人はナンボでもいると思います。それこそ、39位の「父を探して」とか。
 英語がわかる人ならその作風を理解した上で面白いのかもしれませんが、字幕を追ってなんとか、という日本人には苦痛以外の何物でもないので注意されたし。

 日本人的にはつまり、「立喰師列伝」路線ばっかり作ってる押井守、と思っときゃいいです。向こうでもそういうのに信者がつくんでしょう、たぶん。

(全体を見渡しても、「千と千尋」「インサイドヘッド」「Mr.FOX」「戦場でワルツを」「風立ちぬ」「ペルセポリス」と、アニメーションの面白さより「小難しいあるいは眩惑的な主題」を持つものが上位に来ている印象……。)



つまり「ベルヴィル・ランデブー」がその下の5位ってのが許せんって話さ!

ベルヴィル・ランデブー [DVD] -
ベルヴィル・ランデブー [DVD]
posted by アッシュ at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

台風のノルダ地上波放送&選挙前ゴニョゴニョ


 「台風のノルダ」が、今夜フジ系で地上波放送されるわけだけど、「ノーカット放送」とわざわざ銘打って、35分枠を取っているのが笑える。
 絶対、
 「30分に収まるように編集してください」
 「ムリです。一秒たりとも削れる部分はありません」
 というやりとりがあったに違いないよ。うん、ホント無理だからアレ。



 まもなく投票日です。いろいろ思うところあって、ちょっと外に吐き出しておかないと精神衛生上悪そうなんで、簡潔に。

○「選挙制度変更」なんて、与党に有利になる見込みがなければ法案が通るわけないのに、「18歳選挙権」については、ほとんど議論や抵抗なく決まった印象があるんだよね。
 まさかとは思うけど野党の皆さん、「若者は自分の味方」とか思ってたの? 定年して暇をもてあました元学生運動家たち(=老害)の同窓会としか思われてないよ。SEALDs いくら持ち上げても無駄。いい加減自覚して、脳みそを現代にアップデートすることから始めてくれ。

○安倍政権は全面的に支持されているわけじゃない。何が問題視されてるかって、アベノミクス言うても目先の景気がまるでよくなってないってのがいちばん大きい。実際、経済政策については失策に失策を重ねてて、消費税増税延期でさえ、サミットを言い訳にしなければできなかったほど。完全に政権のアキレス腱と言ってもいい。本気でここを突っつけば、三ヶ月もたず政権揺らぎます。
 でもその最大の弱点を突かず、安倍さんがいちばん強気な安保や改憲が争点とか言ってる時点で、野党は完全に戦略を間違えてます。
 弱点を突かないんじゃなく「突けない」のだろうけどね。日本経済を確実に立て直したかったら、「財政出動=公共事業」しかない、ってのが既にコンセンサス。それをひたすら「ムダ」と切り捨ててきた人たちは、そこに触れられない。

○まぁ、今の野党はそれ以前の問題か。まず「自分たちへの信頼を勝ち取ろう」という態度を最低限見せろや。選挙権を何だと思ってる? 選挙は信託だ。そもそも信頼されようとしない連中に何か託すなんてごめんこうむる。
 もし今回改憲勢力が2/3を取ったとしたら、最大の責任は、「2/3を取らせない」などという有権者を根本的に馬鹿にしたキャッチフレーズが通じると思った、民進党執行部のせい。


 マジになりすぎたのでざっくりオチをつけると、個人的に今回の選挙の最大のトピックスは、「生又吉イエス見た」ってことかな! 本物の又吉イエスは、語尾が常時「ミナサン」のへんな生き物でした。



台風のノルダ Blu-ray豪華版 -
台風のノルダ Blu-ray豪華版
posted by アッシュ at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

大丈夫かこの企画


 しばらく映画を見れてないのです。まもなく復帰予定。はやく松田龍平のモヒカンを見たい。
 あと、筋肉ベストテンは僕にはムリなので欠席。変態仮面には一票入れたいとこだけど。


 さて……、しばらくぶりにトリウッドのページをチェックしたら驚いてしまった。(現状はページ中段)

 先に言っておくとオレは Wake up Girls! がわりと好きだし、決して dis るつもりはないのだ。
 だがこれはどうなのだ。
 16日に行った人がいたら聞いてみたい。

 仮にも地上波放送したアニメ、全国ロードショーで公開した映画の、監督を呼んでの応援上映ファンイベントを、

 キャパ50人以下のあの狭苦しいトリウッドでやって大丈夫なのかオイ?

 つーかさ、トリウッドってさ、「ごく普通のマンション≒雑居ビルの2階のテナント」だぜ。飛んだり跳ねたり禁止とは書いてあるし、そりゃ多少の防音防振対策はしているだろうけど、1階の服屋とか隣の飲み屋から絶対苦情来るだろこれ。

 逆に「えぇもう全然大丈夫でした!」だったら、めちゃくちゃ寂しい悲惨な結果に終わったとしか思えないんだけど!



劇場版Wake Up, Girls! Beyond the Bottom *初回限定盤 [Blu-ray] -
劇場版Wake Up, Girls! Beyond the Bottom *初回限定盤 [Blu-ray]
posted by アッシュ at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月11日

例の論争をみて思い出したこと

 ↓これな。

 英映画配給会社代表の苦言「日本映画のレベルは本当に低い。最近すごく嫌いになってきたよ!」に対する反応
 邦画関係者「邦画をクソというな!がんばってるんだぞ!」という意見がまさかの大炎上

 もちろん、「作品がすべて」だよ。製作体制とかどうでもいいからおもろいもん見せてくれ。そのうえで、の話。

 以前、こんなこと書いたなぁ、って。
 日本の映画評論が、そもそも映画をフラットに見ていない状況は、何か変わったのかな?

 以前新聞を購読していた頃は、書評欄だけは必ず読んでた。内容以前に、意外な本に意外な評者があたってたりして、異文化バトルロイヤルみたいな評価のぶつけ合いが好きだった。映画評でそういう印象を受けたことはない。
 荒井晴彦脚本だったら上位に来るとか、町山智宏脚本をきちんとワーストにしたとか、そんなことが話題になってる時点でおかしいんだよ。菊池寛が仕切ってた昭和文壇かっての。

 あと、書こうかどうかずっと迷ってたけど、この際書く。
 今年映画館で見た最悪な「予告編」。

 

 これが今年の新作だぜ。これに「映画美学校」が名前を出してるってことは、これを、「金取って見せていい」っていう人物が「映画を教える側にいる」ってことなんだぜ。
 「カミュなんて知らない」でも思ったけど、そりゃ邦画はダメになりますわ。

 ホント、日本じゃ「映画は狭いもの」なんだよ、いろんな意味で。その固定観念をどっかで壊さないとさ。 



マイ・バック・ページ [DVD] -
マイ・バック・ページ [DVD]
posted by アッシュ at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月09日

IMAX栄枯盛衰


 ……このニュースに、なんともいえない気分になったのは僕だけでしょうか。

 品川プリンスシネマが Tジョイ系になる、というのもひとつ感慨深いわけですが……。
 あそこは、都心で最後まで「従来の」IMAX シアターでがんばってたとこでもあるわけでさ。
 新技術キター! 大迫力キター! と鳴り物入りで導入されたにもかかわらず、まったくぱっとしなかった当時の IMAX。その跡地を、ずっとシアター ZERO っつって無駄に維持してたわけで。
 それが復活ですよ。他に使い道もなかったのだろうけど、もしかして「IMAX は必ずまた脚光を浴びる!」みたいな意地もあったんかなぁと。
posted by アッシュ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月07日

2015年ベスト&ワースト

あけましておめでとうございます。

まず先に、年末年始に見た映画の超短評。
スターウォーズは、見るのはかなり先なのでこの際無視。



完全なるチェックメイト
[70点]
@ヒューマントラストシネマ渋谷
 冒頭20秒ほどで、何のセリフもなしに「あ、この主人公は病的に神経質だ」と、骨の髄までわからせてしまうのがすごい。それ以降も、特に音の演出をうまく使い、狂気の天才の凄みを余すところなく伝えてきます。勝負師というよりはガチで狂気。それゆえ誰も歯が立たない。相手のスパスキーの描写もまたうまく、天才同士がしのぎを削るさまを堪能できます。

海難1890
[65点]
@チネチッタ
 東映なので 252 みたくならんかちょっと心配しましたが、わりとまじめに「エルトゥールル号遭難事故」と日本トルコ友好を描いていて好感触。内野聖陽の上から目線の説教以外は。
 ていうか、特に良いのはトルコ側の描写なので、面白く感じられるのは日本人の努力の成果ではないのかもしれない。何のためにいたんだよ竹中直人?

禁じられた歌声
[65点]
@ユーロスペース
 フランス・モーリタニア合作で、アフリカの古都ティンブクトゥを舞台に、イスラム過激派に支配された街の住人の悲哀……というかたちで、「イスラム同士の葛藤」を描く、まさに現代見ておくべき題材、だとは思うんだけど、実際がところは、「根源的に『統治』を理解してない連中による支配の滑稽さ」なんだよなぁ。笑いごとじゃないんだけど。




 さて。遅まきながら、昨年の個人的ベスト10です。
 今回のランキングは、混迷しております。
 1位になりそこねた作品、というのが2つもあります。ときどき、一部分を限定でランキングに入れる、てこともしてますが、さすがに1位をそれにするのははばかられるので、こんな感じになりました。

ベスト10

1位/アントマン
なんだかんだで、こういう「物語的に説得力のあるエセ科学」って大好きです。また、昨今のアメコミ原作映画なのに主人公が特に悩まないので、見ててすごくラク、というのがいちばん自分に合うのかもしれません。

1位/ハッピーエンドの選び方
2015年一番泣けた作品。主人公奥さんの衝撃シーンから、それを笑いと感動にひっくり返すさらに衝撃シーンがすばらしいんだけど、ホントぜひ見てくださいとしか言いようがない。シネスイッチ銀座ではまだやってます。お見逃しなきよう。

3位/ピクセル
「センチピード戦まで」ならばこれが1位。

3位/イミテーション・ゲーム -エニグマと天才数学者の秘密-
「大戦中の描写限定」ならばこれが1位。



アントマン MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] -
アントマン MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

ハッピーエンドの選び方 [DVD] -
ハッピーエンドの選び方 [DVD]

ピクセル [SPE BEST] [Blu-ray] -
ピクセル [SPE BEST] [Blu-ray]

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 コレクターズ・エディション[初回限定生産]アウタースリーブ付 [Blu-ray] -
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 コレクターズ・エディション[初回限定生産]アウタースリーブ付 [Blu-ray]



5位/くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ
さすがに初めて見た頃の衝撃は薄れましたが、それでもセレスティーヌは近年では最高のヒロインだと思います。

6位/バクマン。
結果的に、2015年邦画ではズバ抜けた出来ということに。

7位/ミニオンズ
きんぐぼーーーーーーーーーぶ!

8位/ヴィジット
想像もしなかったパターンでシャマラン監督大復活。

9位/唐山大地震
もし今後「震災映画」を撮る映画関係者が出てきたら、この作品の鑑賞を義務付けたい。

10位/マッハ! 無限大
力技のアクション、という意味ではマッドマックスにヒケを取らないと思うんだけどなぁ。


次点は多数。9位あたりからは微妙で、実のところ20位くらいまで挙げたいくらい。
特にあげておきたいのは、以下の2作。

日本のいちばん長い日
マッドマックス 怒りのデスロード

 これらは、そのものももちろんよかったですが、関連する旧作(岡本版&マッドマックス2)がともにオールタイムベストテンに入れてよいくらいの傑作だったので、あらためてちょっと触れておきたいです。

 あれ、国内アニメが一本もないのは、自分としてはすごく珍しい……。


ワースト5

ここしばらくはワースト「3」までにしてたんですが、今年は久々に「5」で。
つまらなかったというより「不愉快だった」の方が多い気がします。

1位/ギヴァー
こういうワーストって、
「オレひどい映画見ちゃったんだよ、オマエも犠牲者になってくれよ?」
と、「同志を求める=実は他人にも見てほしい」
という意図もあったりするもんなんですけど、
これははっきりと「他人に見てほしくない」
これを面白いという人とは「口もききたくない」。そういう作品です。
ジェフ・ブリッジスは好きな俳優なので、あまりくさしたくないんだけどさぁ……。

2位/中村智道の世界
つまらない以前に「見られない」ことの方が罪深い。

3位/ロストリバー
松本人志よりひどい映像センスの持ち主が、おそらく彼よりも大きなバジェットを手にして映画を作るなんてことが、可能なのだなぁ……

4位/進撃の巨人 後編
前編は、新たなタイプのゾンビムービーとして十分に面白いのだけど、後編はどうにもなりませんわ……

5位/白い沈黙
クライムサスペンスで、おぞましい犯罪が明確に発生しているのに、「加害者となった娘とそれを捜す親」だけで話を完結させ、被害者については言及すらしない作品。

<追記 1/12>
番外/アリス・イン・ドリームランド

年明けに見たので番外にしとくけど、人形をウリにしたアニメーションなのに、「人形アニメーション」とはとても呼べない志の低い作品。


次点でハーモニーとかミケランジェロ・プロジェクトとか。


それでは、本年もよろしくお願いします。
posted by アッシュ at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

音楽映画ベストテン

 今年もこちらに参加します。
 過去の参加リスト。

 <SF映画ベストテン
 <ホラー映画ベストテン
 <スポーツ映画ベストテン
 <アニメ映画ベストテン

 今年にこの題材とは……ラブライバーに荒らされないことを祈ります。

 さて。ちょっと苦労しました。自分はあんまり、音楽の観点で映画見ないからなー。マスト扱いされてるロックもほぼわからんし。
 それでも、わりと妥当な線を選べたような気がします。コメント欄の投票見てると、「どこに音楽の要素が……」というのがかなりあるようなので、それよかマシかと。

 まずリストから。洋画の年号は日本公開年。



  1. リンダリンダリンダ(2005/山下敦弘)
  2. スクール・オブ・ロック(2004/リチャード・リンクレイター)
  3. ベルヴィル・ランデブー(2004/シルヴァン・ショメ)
  4. きっと、うまくいく(2013/ラージクマール・ヒラニ)
  5. 映画けいおん!(2011/山田尚子)
  6. ブルース・ブラザーズ(1981/ジョン・ランディス)
  7. スウィングガールズ(2004/矢口史靖)
  8. 劇場版マクロスフロンティア サヨナラノツバサ(2011/河森正治)
  9. 劇場版マクロスフロンティア イツワリノウタヒメ(2009/河森正治)
  10. 北のカナリアたち(2012/阪本順治)




コメントを少し。

1位/リンダリンダリンダ
5位/映画けいおん!
7位/スウィングガールズ

なんか、傾向が見えますね(笑 はっちゃけて演奏する女の子は最高!
スウィングガールズに関していえば、本仮屋ユイカのドヤ顔がすべてですが!

2位/スクールオブロック
音楽をまっすぐテーマに据えた映画としては最高峰だと思います。エンドロールも最高。でもなぜ2位にしたかというと、ジャック・ブラックがクライマックスでダイブしたことは覚えてるけど、何歌ったかはまったく思い出せないから。

3位/ベルヴィルランデブー
音楽をテーマにした映画ではないけど、楽曲が最高。未だに歌える。トリプレットによる中盤の即興演奏もすばらしい。

4位/きっと、うまくいく
インド映画比較しだすと大変なことになるので、「オール・イズ・ウェル」がめっちゃ耳に残ってるこれを代表で。

6位/ブルースブラザーズ
古いところやミュージカル系からも一本入れたいなぁといろいろ考えた結果、これをセレクト。実はわりと最近見たのですが、アレサ・フランクリンの熱唱が、ストーリー的には意外にどうでもいいシーンで始まったことに驚きました。

8位、9位/マクロスフロンティア
2本まとめて。アイドルアニメがわさわさ出てきてますが、知る限り未だに最強。「ライブ演出」自体でアイドルの価値を上げることに成功している作品は、今のところこれだけでしょう。

10位/北のカナリアたち
1点狙いのネタで。名優たちの演技を凌駕して、「子役の合唱」が映画全体で唯一「見られるシーン」だったというすごい映画。


 クラシック系はゼロとなりました。なんか大感動したものがあった気がしなくもないのだけれど……。
 次点で「敬愛なるベートーベン」とか考えはしたけど、これも音楽じゃなくて「Wash Me」のインパクトだけが残ってるからなぁ……。

 以上です。よろしくお願いしまーす。



リンダリンダリンダ [DVD] -
リンダリンダリンダ [DVD]
posted by アッシュ at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月12日

スターウォーズは特別料金になるそうな


 ……ってことで、TOHOシネマズ大炎上だそうですが。

 えーっと、ざっと見る限り、値上げ対象は、日劇・六本木・渋谷・新宿・日本橋・梅田・なんば、か。
 やりたいことはわかる。足元を見てるんじゃなくて、「分散」狙いですがな、これ。
 事実上、「ムビチケ買ってくれた人優先」で、前売り買うほど思い入れのない層は、なるべくよそ行って、と。

 もとより映画の客は都心部に集中しやすいですが、ファンの多い映画だと、「みんなで連れ立って見よう」ってことになるから、それが加速しちゃうんだよね。各シネコンのサイトで予約状況見てると、「新宿は満員なのに川崎はスカスカ」みたいな事態、よくあります。


 もう少し早めに、そういうことする可能性があります的に匂わせておいたほうが、心証はよかった気はしますけども。
 この記述だとつまり、2D通常上映は普通にあるわけですよね。単に足元を見て儲けたい、ていうんだったら、全部3D上映にしちゃえばいいんです。109川崎が時々やる、「ほぼ全部IMAX上映、通常上映は使いにくい時間帯に小さいスクリーンでちょっとだけ」みたいながめついシャットアウトはしないわけで、それよかなんぼかマシなように思います。
 今後もこういうパターンは増えるんじゃないでしょうか。


 そして都心部のうちに入れてもらえない錦糸町。



ウォーカームック  錦糸町ウォーカー  61805‐16 (ウォーカームック 411 ひと駅ウォーカー) -
ウォーカームック 錦糸町ウォーカー
posted by アッシュ at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月17日

字幕か吹き替えか

 最近、またぞろ字幕か吹き替えか、てな議論が映画ブログ界隈で話題になりましたが、自分は、

 ・ディズニー映画は原則吹き替え。
 ・その他「子供向け映画」は、おおむね吹き替えを選択肢に入れてよい。
 ・あとは原則字幕。

でみてます。
 なお自分、「ピクセル」をとりあえず字幕で見てみたんですが、固有名詞をうまく翻訳できてない印象だったので、吹き替え版で見直す予定です。

 話の流れの中で、某所で「ディズニーはタレントを声優に起用するから」みたいな批判を見かけたけど、いやいやいやディズニーがいちばんマシだよ!? ディズニーの芸能人起用は、ホントに見事なまでに役柄に合わせてくるから驚くくらいです。
 ディズニーが起用するまで、木梨憲武や田中裕二が声優たりうるって誰が想像したかね? 「雰囲気だけで決めたんじゃねぇの?」と思うかもしれませんが、それで通ると思ってテキトーに配役すると、「ザ・シンプソンズ(20世紀FOX)」みたいな惨状が生まれます。そういった、知名度と雰囲気と技量をうまく組み合わせられる(ついでに、芸能事務所のゴリ押しに屈しないパワーを有する)、ローカライズに対するスキルや意識の高さは、やっぱディズニーがダントツだと思うんだけどなぁ。
 「Mr.インクレディブル」の宮迫博之なんて、プロ声優すら裸足で逃げ出す級の凄みがあったし、近いところだと、「アナ雪」に神田沙也加が出るって話になったとき、みんな「あぁ……」て反応してなかった? 実際見てみてどうよ?


 なお、破壊屋さんにひとつ反論しておくと、「ミニオンズ」は吹き替えでないと、「日本語版スタッフ紹介」で笑いを取りに行く努力が無になるからダメです(笑。

 字幕版はみてませんが、オリジナルキャストにちゃんとスティーブ・カレルがクレジットされているので、まず間違いなく字幕でもあそこはおっさん声で、それを踏襲した吹き替えです。幕引きにあたり、「新ご主人様、キター!」ってファンに反応させるのが目的の、意図した演出だと思います。自分も「キター!」てアガったもん!
 彼がそもそも怪盗グルー=スティーブ・カレルの吹き替えにふさわしいか、てのは、「月泥棒」から言われてる別問題。個人的には嫌いじゃないし、彼くらい「聞けばわかる」級の個性がある声の方が向く役柄だと思います。
 少なくとも、60年代の雰囲気に合ってないからぶち壊し、っていうのは筋違いかと。この作品の場合、別に何時代でやってもいい話だけど「グルーとの出会いを描くのなら60年代にしないと辻褄が合わない」からそうしたのであって、優先順位は「グルー」>「60年代」でしょう。



Mr.インクレディブル MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] -
Mr.インクレディブル MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
posted by アッシュ at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

「バケモノの子」の2週目

 「ラブライブ」の動員が初週で「海街diary」を破り、2週目で「マッドマックス」を破ったことが話題になったわけですが、自分がいま気になっているのは、「バケモノの子」の興行成績。
 初週は楽勝だと思うんですよ、シュワちゃんもさすがにこれには勝てますまい。
 問題は2週目。ここで「HERO」とどっちが上か。
 ポイントは、「ポケモン」と「インサイドヘッド」も同日だということ。一方、実写映画だけを見れば、「HERO」に敵はいません。
 この状況で、バケモノの子が2週目でさえ上を行くとしたら、一時代の終焉の象徴となりそうで、日本の芸能界とか興行界がちょっとは性根を入れ替える気を起こすんじゃないかなと思うのです。
posted by アッシュ at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月06日

ラブライブすげぇな

 自分は幸い(?)、これだけアニメを見てるにしてはなぜだかラブライブにはご縁がなくて、劇場版も見にいく予定がないのだけれど。

 完全に「けいおん!」を超える何かスゴいことになってます。
 
 しかも 6/6 朝10:00 時点で既に満席の回があるという……けいおん! をピカデリーの初日初回に満席で見た身としては、あの当時の事前の昂揚感がよみがえるようで面白いです。

 ポイントは、初日初回はスクリーン1/2/3/6を全回しするという豪快さよな。ここ見ていただけばわかるように、新宿ピカデリーはこの4ホールだけ席数が多く、その時間帯は館内の3分の2をラブライバーが埋め尽くすことになります。(けいおん! 初日は、自分の記憶が間違ってなければ、1 と 3 の2ホールで一日中回してた)

 それだけの客数を予測していながら、席数が多い丸の内ピカデリーはいっさい使わないというのも面白い。半年経っても上映してたり、最終公開日に「さよならイベント」までやった「けいおん!」にならい、松竹は新宿を完全に「聖地化」する気とみました。

 ……マリオン(丸の内ピカデリーとTOHOシネマズ日劇が一緒に入ってる銀座のビル)がオタ行列というのをドン引きして忌避してるだけかな? そんなこと言ってられる時代でもないと思うんだけども。……エヴァは日劇でやったっけ?



【Amazon.co.jp限定】ラブライブ!The School Idol Movie トートバッグ付通常前売券 -
【Amazon.co.jp限定】ラブライブ!The School Idol Movie トートバッグ付通常前売券
posted by アッシュ at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月04日

パトレイバーは見ません


 去年このエントリを書いたら、押井信者なアルファブロガーさんに引っかけられてえらいことになったわけですが、検索してまで結果を確認しに来る方がいらっしゃるみたいなので、いちおう書いておきます。
 今回の劇場版パトレイバーは見ません。

 人柱の友人から(例のシリーズ7作全部見たそうだよ……)、「映像は邦画にしてはよくできてる。自分は十分満足。ただし内容は『劇パト2』のセルフリメイク。思想や動機については一切描かれない」との報告を受けました。
 ……なんか状況が、グスコーブドリの伝記」を見て絶望を味わったときとかぶる気がするんでねぇ。パトレイバーに「銀河鉄道の夜」ほどの思い入れがあるわけではないですが。パトレイバーに対して思い入れがある人は、どうだったのかなぁ。

 なおその友人は、「思想や動機について描かない」のは意図的であろう、と言ってましたが、僕はそれが、何か創作における深い洞察があってのことではなく、「借りた器が古いままで同じ答えしか出せない=描けない」が正解であると確信しています。
 そして押井守に、新たな器を取り込み分析して現代に切り返す能力はもはやないでしょう───その力があればそもそも、1980年代から見て1998年を舞台にした作品を、2015年にリメイクする意義を感じないはずですから。

 ホントにね───このところ、「老境に入ってなお、現在のオーディエンスに向けて新たなものをひねり出そうと七転八倒してるクリエイター」の作品を、面白いかどうかは別として、富野由悠季雨宮慶太北野武と、立て続けに見てて、その姿勢こそを評価したい自分がいるので。
 時計の針が止まった人の作品に、金と時間かけてらんないですよ。
 「器を変えた」という意味で、まだ「東京無国籍少女」の方に興味が湧きますが、この器もまた手垢にまみれた古いのをわざわざ選んでんなぁ、って感じです。


 なので自分は、109シネマズ二子玉川のスクリーン2(座席数わずか49!)が、公開初週、ゴールデンウィーク、休日の真昼という超好条件ですら埋まらない現実を、「これでもうさすがに、バジェット与えちゃいけない作家だと認識されただろうなぁ」と、ニヤニヤしながら見ているのであります。



機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray] -
機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]
posted by アッシュ at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月02日

おっぱいベストテン……にはならなかった

 こちらの「おっぱいベストテン」に参加しようと思いましたが……
 ……うーん、あんまり思いつかない。考えてるうちに滑り込みになってしまいました。

 おっぱいが印象に残ってるってことは、中身が印象に残らなかったという意味でもあるわけで……。おっぱいだけ印象に残せればいいや的なエロB級作品はあんまり見ないしなぁ。
 たとえば、インド映画のヒロインって、みんな美人で色っぽくておっぱいでかいけど、話のほうが面白くて印象に残らないのよね。

 とりあえず、以下2作は10点。

コルシカン・ファイル(2004/日本公開2006) カテリーナ・ムリーノ
 肢体の見事さにうぉっとなった女優さんで、ベストと言えるのはやっぱりカテリーナ・ムリーノですね。
 カジノ・ロワイヤルの方が有名だと思うけど、彼女の水着姿以外まったく記憶に残ってないコルシカン・ファイルで一票。

マカロニ・ウェスタン 800発の銃弾(2002/日本公開2005) 女優名不明
 お祭り騒ぎのシーンで、主人公の男の子(10歳くらい、確実にドーテー)が裸のおねーさんにベッドでおっぱい触らせてもらうステキシチュエーションが最高。日本じゃ絶対できないおおらかさ。

 残りは 5点ずつで。

ファンタスティック・フォー(2005) ジェシカ・アルバ
ゴーストワールド(2001) スカーレット・ヨハンソン
 ハリウッドの有名どころでおっぱいが記憶に強いのはこのふたり。

おっぱいバレー(2009) 綾瀬はるか
 この作品自体はタイトル詐欺で、別におっぱいが強調されてるわけじゃありませんが、日本人で挙げるなら綾瀬はるかかなぁと。

北のカナリアたち (2012) 小池栄子
 あ、もうひとり! この人忘れちゃダメだろ! 選択するのがこの作品でいいのか、てのはあるけど!

ヒックとドラゴン(2010) アニメ(ヒックの母親)
 別に色気はないんだけど、「息子の兜=おかんの胸当て」というネタに「おっぱいの正しい使い方」を見た。

ブレイクブレイド(2010) アニメ(クレオ)
 アニメとはいえ、「12歳巨乳」なんてものをガチでスクリーンに乗せた連中の勇気だけは称えたい。

アップルシードα(2015) アニメ(デュナン)
 今年のおっぱい。

 現在の投票をざっと見る限り、誰もエマニエル夫人を挙げていないのがちょっと意外です。


カテリーナ・ムリーノ (007 カジノ・ロワイヤル) 直筆サイン入写真 -
カテリーナ・ムリーノ (007 カジノ・ロワイヤル) 直筆サイン入写真
posted by アッシュ at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月28日

109シネマズ二子玉川の「オープニング作品」

 今のうちに書いておきたいこと。

 109シネマズ二子玉川にはまだ行ってません。
 最初に見る作品は決めています。

 実は、109シネマズ二子玉川にも「オープニング作品」があります。
 (川崎やムービルに何度も行ってますが一度も宣伝を見たことないので、TOHOシネマズ新宿における「セッション」とは違い、「ラストデイズオンマーズ=新宿ミラノのクロージング作品」だったのと同じノリ[配給側が勝手に言ってる]とは思いますが。)

 うみやまあひだ -伊勢神宮の森から響くメッセージ-です。

 すでに東海・関西などの地域では公開済みです。前も書いたとおり僕は三重県出身なので、東京公開はいつだろうと心待ちにしていました。
 なるほど、二子玉川のオープニングまで待機してたのか!

 ……ということをキャッチするのが遅くて、出遅れたというのはあるんですが。

 ……席が取れねぇ! 月末まで満席だ!
 「一日あたりの座席数が130」だと?! 「オープニング作品」の集客力にアップリンク並みの期待しかしなくて席完売とか、機会損失にもほどがあるだろ!


 ……公式サイトのトップページ見ると、まるで1週間限定公開みたいになってるのが大きな要因だろうけれど。もひとつ、重要と思えることは。
 「MM横浜の移転」のつもりで客を呼びたくとも、二子玉川って立地はけっこう微妙。なればこそ、MAXの座席数が300、あとはだいたい150以下という、「ミニシアターの集積」って規模になってると思うんですよ。でもGW直前に開業した結果、オープニングにとりあえず並べられた番組は、アニメやブロックバスターばっかり。
 あそこらへんの百貨店や商店街をうろつくニコタマなご婦人方の「あら映画館ができたのね、ちょっと行ってみようかしら」なノリに応えられる選択肢がコレしかないじゃんか! そら席も埋まるよ……。


 ……とか嘆いてたら、5月1日は、座席数226のスクリーンで朝一回、に変わったようです(それ以降は100席強で1日2回)。さすがに席が増えての予約初日とあってまだ余裕があります。

 ……ん? そのスクリーン、直後がパトレイバーだ。しかも初日舞台挨拶回。でもまだ満席じゃないね。

 どちらが先に満席になるか、わりとニヤニヤしながら見守ってます。



保存版 自由が丘・二子玉川を極める!グルメ&お買い物完全ガイド (アスペクトムック グルメ散歩シリーズ) -
保存版 自由が丘・二子玉川を極める!グルメ&お買い物完全ガイド (アスペクトムック グルメ散歩シリーズ)
posted by アッシュ at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

コラム


 アニメミライ、劇場公開しないのかと思ってたら、キターーーー!
 なるほど、TOHOシネマズ新宿のアニメ押しはこっちが根拠だったのか。



 何このリアルインド映画。



 「シンデレラ」を見る気はあまりないんだけど、同時上映のアナ雪の短編だけ気になってしょうがない。これだけ見ることはできぬものか。



 最近知って驚いたこと。

 声優は女性のアイドル的な扱いばかりが目立つけれど、実際は経歴がさまざまで、けっこう幅広い活動をしている人も多いわけで。

 中田譲治がにっかつポルノの男優だったとか、「はじめの一歩」の幕野内一歩役の喜安浩平が「桐島、部活やめるってよ」の脚本を書いてるなんてのはいい例ですが。

 「無限のリヴァイアス」で主役を務め、TBSの土曜夕方の作品に出演するとだいたい不憫な役をつかまされていた白鳥哲が……、
 来週公開の、みるからにうさんくさいエコロジーなドキュメンタリー映画に、監督でクレジットされてる……。(人名のリンクは wiki)
posted by アッシュ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする