2015年05月04日

パトレイバーは見ません


 去年このエントリを書いたら、押井信者なアルファブロガーさんに引っかけられてえらいことになったわけですが、検索してまで結果を確認しに来る方がいらっしゃるみたいなので、いちおう書いておきます。
 今回の劇場版パトレイバーは見ません。

 人柱の友人から(例のシリーズ7作全部見たそうだよ……)、「映像は邦画にしてはよくできてる。自分は十分満足。ただし内容は『劇パト2』のセルフリメイク。思想や動機については一切描かれない」との報告を受けました。
 ……なんか状況が、グスコーブドリの伝記」を見て絶望を味わったときとかぶる気がするんでねぇ。パトレイバーに「銀河鉄道の夜」ほどの思い入れがあるわけではないですが。パトレイバーに対して思い入れがある人は、どうだったのかなぁ。

 なおその友人は、「思想や動機について描かない」のは意図的であろう、と言ってましたが、僕はそれが、何か創作における深い洞察があってのことではなく、「借りた器が古いままで同じ答えしか出せない=描けない」が正解であると確信しています。
 そして押井守に、新たな器を取り込み分析して現代に切り返す能力はもはやないでしょう───その力があればそもそも、1980年代から見て1998年を舞台にした作品を、2015年にリメイクする意義を感じないはずですから。

 ホントにね───このところ、「老境に入ってなお、現在のオーディエンスに向けて新たなものをひねり出そうと七転八倒してるクリエイター」の作品を、面白いかどうかは別として、富野由悠季雨宮慶太北野武と、立て続けに見てて、その姿勢こそを評価したい自分がいるので。
 時計の針が止まった人の作品に、金と時間かけてらんないですよ。
 「器を変えた」という意味で、まだ「東京無国籍少女」の方に興味が湧きますが、この器もまた手垢にまみれた古いのをわざわざ選んでんなぁ、って感じです。


 なので自分は、109シネマズ二子玉川のスクリーン2(座席数わずか49!)が、公開初週、ゴールデンウィーク、休日の真昼という超好条件ですら埋まらない現実を、「これでもうさすがに、バジェット与えちゃいけない作家だと認識されただろうなぁ」と、ニヤニヤしながら見ているのであります。



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2015年05月02日

おっぱいベストテン……にはならなかった

 こちらの「おっぱいベストテン」に参加しようと思いましたが……
 ……うーん、あんまり思いつかない。考えてるうちに滑り込みになってしまいました。

 おっぱいが印象に残ってるってことは、中身が印象に残らなかったという意味でもあるわけで……。おっぱいだけ印象に残せればいいや的なエロB級作品はあんまり見ないしなぁ。
 たとえば、インド映画のヒロインって、みんな美人で色っぽくておっぱいでかいけど、話のほうが面白くて印象に残らないのよね。

 とりあえず、以下2作は10点。

コルシカン・ファイル(2004/日本公開2006) カテリーナ・ムリーノ
 肢体の見事さにうぉっとなった女優さんで、ベストと言えるのはやっぱりカテリーナ・ムリーノですね。
 カジノ・ロワイヤルの方が有名だと思うけど、彼女の水着姿以外まったく記憶に残ってないコルシカン・ファイルで一票。

マカロニ・ウェスタン 800発の銃弾(2002/日本公開2005) 女優名不明
 お祭り騒ぎのシーンで、主人公の男の子(10歳くらい、確実にドーテー)が裸のおねーさんにベッドでおっぱい触らせてもらうステキシチュエーションが最高。日本じゃ絶対できないおおらかさ。

 残りは 5点ずつで。

ファンタスティック・フォー(2005) ジェシカ・アルバ
ゴーストワールド(2001) スカーレット・ヨハンソン
 ハリウッドの有名どころでおっぱいが記憶に強いのはこのふたり。

おっぱいバレー(2009) 綾瀬はるか
 この作品自体はタイトル詐欺で、別におっぱいが強調されてるわけじゃありませんが、日本人で挙げるなら綾瀬はるかかなぁと。

北のカナリアたち (2012) 小池栄子
 あ、もうひとり! この人忘れちゃダメだろ! 選択するのがこの作品でいいのか、てのはあるけど!

ヒックとドラゴン(2010) アニメ(ヒックの母親)
 別に色気はないんだけど、「息子の兜=おかんの胸当て」というネタに「おっぱいの正しい使い方」を見た。

ブレイクブレイド(2010) アニメ(クレオ)
 アニメとはいえ、「12歳巨乳」なんてものをガチでスクリーンに乗せた連中の勇気だけは称えたい。

アップルシードα(2015) アニメ(デュナン)
 今年のおっぱい。

 現在の投票をざっと見る限り、誰もエマニエル夫人を挙げていないのがちょっと意外です。


カテリーナ・ムリーノ (007 カジノ・ロワイヤル) 直筆サイン入写真 -
カテリーナ・ムリーノ (007 カジノ・ロワイヤル) 直筆サイン入写真
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2015年04月28日

109シネマズ二子玉川の「オープニング作品」

 今のうちに書いておきたいこと。

 109シネマズ二子玉川にはまだ行ってません。
 最初に見る作品は決めています。

 実は、109シネマズ二子玉川にも「オープニング作品」があります。
 (川崎やムービルに何度も行ってますが一度も宣伝を見たことないので、TOHOシネマズ新宿における「セッション」とは違い、「ラストデイズオンマーズ=新宿ミラノのクロージング作品」だったのと同じノリ[配給側が勝手に言ってる]とは思いますが。)

 うみやまあひだ -伊勢神宮の森から響くメッセージ-です。

 すでに東海・関西などの地域では公開済みです。前も書いたとおり僕は三重県出身なので、東京公開はいつだろうと心待ちにしていました。
 なるほど、二子玉川のオープニングまで待機してたのか!

 ……ということをキャッチするのが遅くて、出遅れたというのはあるんですが。

 ……席が取れねぇ! 月末まで満席だ!
 「一日あたりの座席数が130」だと?! 「オープニング作品」の集客力にアップリンク並みの期待しかしなくて席完売とか、機会損失にもほどがあるだろ!


 ……公式サイトのトップページ見ると、まるで1週間限定公開みたいになってるのが大きな要因だろうけれど。もひとつ、重要と思えることは。
 「MM横浜の移転」のつもりで客を呼びたくとも、二子玉川って立地はけっこう微妙。なればこそ、MAXの座席数が300、あとはだいたい150以下という、「ミニシアターの集積」って規模になってると思うんですよ。でもGW直前に開業した結果、オープニングにとりあえず並べられた番組は、アニメやブロックバスターばっかり。
 あそこらへんの百貨店や商店街をうろつくニコタマなご婦人方の「あら映画館ができたのね、ちょっと行ってみようかしら」なノリに応えられる選択肢がコレしかないじゃんか! そら席も埋まるよ……。


 ……とか嘆いてたら、5月1日は、座席数226のスクリーンで朝一回、に変わったようです(それ以降は100席強で1日2回)。さすがに席が増えての予約初日とあってまだ余裕があります。

 ……ん? そのスクリーン、直後がパトレイバーだ。しかも初日舞台挨拶回。でもまだ満席じゃないね。

 どちらが先に満席になるか、わりとニヤニヤしながら見守ってます。



保存版 自由が丘・二子玉川を極める!グルメ&お買い物完全ガイド (アスペクトムック グルメ散歩シリーズ) -
保存版 自由が丘・二子玉川を極める!グルメ&お買い物完全ガイド (アスペクトムック グルメ散歩シリーズ)
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2015年03月27日

コラム


 アニメミライ、劇場公開しないのかと思ってたら、キターーーー!
 なるほど、TOHOシネマズ新宿のアニメ押しはこっちが根拠だったのか。



 何このリアルインド映画。



 「シンデレラ」を見る気はあまりないんだけど、同時上映のアナ雪の短編だけ気になってしょうがない。これだけ見ることはできぬものか。



 最近知って驚いたこと。

 声優は女性のアイドル的な扱いばかりが目立つけれど、実際は経歴がさまざまで、けっこう幅広い活動をしている人も多いわけで。

 中田譲治がにっかつポルノの男優だったとか、「はじめの一歩」の幕野内一歩役の喜安浩平が「桐島、部活やめるってよ」の脚本を書いてるなんてのはいい例ですが。

 「無限のリヴァイアス」で主役を務め、TBSの土曜夕方の作品に出演するとだいたい不憫な役をつかまされていた白鳥哲が……、
 来週公開の、みるからにうさんくさいエコロジーなドキュメンタリー映画に、監督でクレジットされてる……。(人名のリンクは wiki)
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2015年03月14日

本日のTOHOシネマズ六本木の状況。午前6:00現在

理系歓喜週開始とTOHOシネマズデイが重なったので、今日はいろいろがんばる予定なのですが。
いちばんわかりやすいTOHOシネマズ六本木の状況。午前6:00現在。クリックで拡大。

20150314六本木0600AM.png

ライオンに吹く向かい風が強すぎる予感。
こういう場合、「広いスクリーン振っちゃったんだな、無茶しやがって」とか思うでしょ?

20150314六本木0600AMsc5.png

そんなことはないんだなこれが。いちばん混んでる回でこう。
予告編を見る限り、そんな極端に酷い作品とは思わなかったんだが……。
大沢たかおの明日はどっちだ。
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2015年03月13日

コラム


 「アメリカン・スナイパー」も略したら「アメスパ」かしら。



 今年はアニメミライやらんのかなと思ってたら、映画館でかけるのは東京アニメフェスティバルだけで座席は抽選なのか! (その代わりにテレビ放送をする模様)
 とりあえず応募はしてみた。



 伝記映画が公開されたばかりの辰巳ヨシヒロ氏が亡くなったとの報。
 自分の生涯がひとつのかたちになって、安心したのかな。
 残念です。



 「マーガレット・サッチャー -鉄の女の涙-」で、晩年認知症になって町をさまようサッチャー元首相の姿を見て、感涙を禁じえなかったものですが。
 よもやもっと残念な元首相が日本人から現れるとは思わなかったさ!
 何度でも言うけど、まともな神経で考えればとうてい実施不可能な公約を鵜呑みにして当時民主党に票を入れた奴らは、全員「マイ・バック・ページ」を見て猛省すること。



 いまTOHOシネマズに行くと、一番面白い瞬間が
 「キャラクターバトルクラブって略したらキャバクラだよね?」
 「だから帰れよ!」

 である可能性が高い疑惑。

 TOHOシネマズといえば、新宿開業時に「紙兎ロペ」押しをするらしいんだけど、あれだけは、どこらへんの人にどんなフックがかかって、「人気コンテンツ」な扱いを受けているのかまったくわからない。
 東急系がパクった?「野良スコ」の方がまだ面白いよね?



 一方で東急レクリエーションは、MM横浜つぶす前になんでムービルを改築しなかったんだろう。どうでもいい店舗削って小規模のスクリーンを2、3増やせば、MM横浜の代替としては十分な規模になったと思うのだけれど。
 せめてさ、相鉄から東急レクリエーションに譲渡されたときに内装はかなりいじったっぽいんだけど、そのときになぜ「和式便器のほうが多いトイレ」を残しちゃったりするのか、意味わかんないんですけど。



 恵比寿ガーデンシネマが復活するのはすばらしいニュースだし、ハイソな雰囲気はここの特徴だからいいんだけど、ページトップのバーにあるのが「デザイン」「フード&ドリンク」「ファシリティ」で、せっかくのオープニング特集(ゴーストワールドの上映が!)は ニュース枠に PDF へのリンクはっつけただけというウェブサイトの構成にイラッとする。
 映画館なんだから、公開する映画の情報にまっさきにアクセスできるようにしなさいよ!

 それにしても、
 「従来のアート系劇場とは異なり、
  “飲食の名店が集う恵比寿ガーデンプレイスにあって、食と共に映像を楽しむ映画館として”
  “ヱビスビール発祥の地であることから、提供する飲み物にこだわりのある映画館として”
  その在り方を再定義していきます。」

 その「従来のアート系劇場」の代表格が以前の恵比寿ガーデンシネマで、「飲食禁止」で10年以上突っ張ってたわけですが……。
 単にコンセッションで稼ぎたいのが本音なのはわかってますんで、まぁがんばって再定義してください。映画館で「食を楽しむ」とか本末転倒で、「飲食禁止」の方がコンセプトに据えるにはまだマシな発想だと思うけど。

<3/18 追記>
 Web サイトまともになってた!
 けど、後段に書いた「従来のアート系劇場とは異なり……」の文章までコンセプトから消えてるのはなぜなのか。
 ウチみたいな末端ブログが影響を与えたとも思えないので、やっぱ各方面からおんなじツッコミを受けたんだろうな。



 さぁ明日は、スティーブン・ホーキング博士と、知られざる天才アラン・チューリングの伝記映画の同時公開という、理系超歓喜週の始まりだゼ! 後者の方が期待大だけど、さぁどうなるか……。



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2015年01月04日

2014年ベスト&ワースト

 明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 恒例のベスト&ワーストをお送りします。
 とはいえ、年間の新作には図抜けたものはなく、作品よりも新橋文化劇場が閉じたというのが最大のトピックスの一年だったかもしれません。
 なお、旧作・短編問わず、また、感想を書いていないものも含め、自分が昨年、映画館で見た作品の総数は136でした。


ベスト10

1位/100歳の華麗なる冒険
この100年の現代史はすべてじいちゃんの手のひらの上にあったのさ。ハイルじいちゃん! ブラボーじいちゃん! じじい最高!

2位/ベイマックス
年末最後に、心の底からワクワクする傑作が突っ込んできました。実家帰ったときに甥っ子に勧めといたけど、彼は妖怪ウォッチにすら関心がないらしい……。

3位/バルフィ! -人生に唄えば-
彼らがあんなに前向きに、人生明るいものだって信じて生きてるのに、心身健康なはずの我々が、後ろ向きに罵り合ってちゃダメなのよ。どっちが正しいとか悪いとか関係なく。そういう気分にしてくれる作品。



ここに上位作品の Amazon リンク入れたいんだけど、どれもまだ円盤化が決まってない!
年末公開のベイマックスはともかく、残り2本はちゃんとリリースされるのか……?
とりあえずパンフレットでお茶濁し。

【映画パンフレット】 100歳の華麗なる冒険   監督 フェリックス・ハーングレン キャスト ロバート・グスタフソン、イヴァル・ヴィクランデル、ダヴィド・ヴィバーグ -
【映画パンフレット】 100歳の華麗なる冒険
【映画パンフレット】 ベイマックス BIG HERO 6 監督  ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ -
【映画パンフレット】 ベイマックス BIG HERO 6
【映画パンフレット】バルフィ!人生に唄えば  Barfi! 監督 アヌラーグ・バス キャスト ランビール・カプール、プリヤンカー・チョープラー、イリヤーナー・デクルーズ -
【映画パンフレット】バルフィ!人生に唄えば Barfi!



4位/機動戦士ガンダムUC
「Gのレコンギスタ」も始まったし、いまMXでやってるファーストガンダムもいよいよ佳境なのだけど、どこまでも拡張可能なガンダム世界観の分厚さにはやはり圧倒されます。
圧倒されてもきっちり咀嚼して、本作を4年がかりで完成させたスタッフの皆様、お疲れ様でした。

5位/テロ、ライブ
シチュエーションサスペンスの大傑作。「緊迫感」の演出においては、やはり韓国作品が頭一つ抜けてる気がします。

6位/STAND BY ME ドラえもん
なんだかんだで2014年いちばん泣けた作品。
あざとく作ると超宣言して、実際あざとく泣かせてくれたんだからいいじゃんか。

7位/ラスト・ベガス
ハリウッドの実写映画でいちばん面白かったのがこれ。ゴジラよりよほど王道娯楽。

8位/たまこラブストーリー
ひとつの映画として見た場合、「けいおん!」よりはるかに出来がいい。山田尚子監督は、この細やかな感覚のまま日常アニメを作り続けて欲しいです。

9位/7BOX
再度書きますが、「予算はなくとも、よい脚本と創意工夫があれば面白い映画は作れる!」という作品です。

10位/滝を見にいく
これまた、予算かけてなくともよい映画。何か、自分も映像作りにチャレンジしたくなってきますね。


次点は、
ジョバンニの島
ダラス・バイヤーズ・クラブ
6歳の僕が、大人になるまで
あたりか。
スガラムルディの魔女/刺さった男」でアレックス・デ・ラ・イグレシア監督の新作が見られたのも印象深い。

でも、「100歳の華麗なる冒険」のエントリでも書いたけど、「2014年映画館にかかった映画」だったら、
プレイタイム
アーネストとセレスティーヌ
ボーグマン
が抜けていて、これにじいちゃんとベイマックスを加えてベスト5です。
年末にミラノ座クロージング特集で見た、ビルパニックものの嚆矢として名高い「タワーリング・インフェルノ」もすばらしかったですね。


ワースト3

1位/THE NEXT GENERATION パトレイバー
まぁ、いろいろあったけど。ワーストはこれにしなきゃしょうがない。
押井守という個人の世界構築力の限界を彼自身に知らしめ、暴走を止める防波堤たりうる作品だった「パトレイバー」を、わがままを通すだけの道具に自分の手で変えてしまった以上、「奴は何もわかっていなかったんだ」と落胆するしかないじゃないか。
あぁそうそう、この作品と受けた印象が最も似ている作品は、これ。あの歳で老害になりはてたのだから、信者のみなさまにはご愁傷様としか。
幸いにして、押井守以外が監督しているものは何とか見られるらしい。

2位/神は死んだのか
「宗教映画」ならまだいい。この映画が許せないのは、他の宗教を許容しない「布教映画」であること。

3位/薔薇色のブー子
福田雄一がこういう映像作家だって知ってても、はっきりつまらんかった。普通の観客や、さしこ目当ての客はアレに耐えられたんだろうか。


 それでは、今年もまたよろしくお願いします。
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2014年12月06日

アニメ映画ベストテン


 感想書きが一段落したところで、今年もこちらの企画に参加します。
 過去の参加リスト。

 <SF映画ベストテン
 <ホラー映画ベストテン
 <スポーツ映画ベストテン

 今年はアニメです。気合いを入れて選びました。


1位/ルパン三世 カリオストロの城(1979/宮崎駿)

2位/ベルヴィル・ランデブー(2003/シルヴァン・ショメ)

3位/王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987/山賀博之)

4位/トイ・ストーリー3(2010/リー・アンクリッチ)

5位/クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/原恵一)

6位/屋根裏のポムネンカ(2009/イジー・バルタ)

7位/DEAD LEAVES(2004/今石洋之)

8位/マインド・ゲーム(2004/湯浅政明)

9位/銀河鉄道の夜(1985/杉井ギサブロー)

10位/餓鬼(1973/ピーター・フォルデス)


 次点で「エヴァ破」。
 いやまさか、エヴァまで自分内ランキングの圏外に落ちるとは思ってなかった! ミッシェル・オスロも新海誠もいない!
 その代わりに、というか、自分で言うのもなんですが、古今東西子供向けから大人向けまで、バラエティに富んだランキングになったと思います。

 特筆させてほしいのは、10位の「餓鬼」。
 これは、本当ならベスト3に入れていいのだけれど、ワッシュさんとこのベスト10は「1点しか入らなかった作品」を特集してくれるので、意図的にこの位置にしてます。

 以前もちらと書いたのだけれど、これを作ったピーター・フォルデス氏が「世界初のフルCGアニメーション映画監督」です。世界初のフルCG作品が「メタデータ」で、これはストーリーはないんだけど、第二作のこの「餓鬼」は鮮烈なテーマが評価され、アカデミー賞の短編部門にもノミネートされました。

 今回ふっと思い立って調べてみたら、NFBのサイトで公開されてました。
 埋め込み OK みたいなんで、みなさまもどうぞご覧ください。11分の短編です。
 (微妙にR-18&グロ注意/見るなら必ずラストシーンまで見るべし!)

Hunger by Peter Foldes, National Film Board of Canada


 これが40年以上前の作品であることを噛みしめるとよいのです。本当に傑作。



NFB Films -
NFB Films(アプリ)
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2014年12月01日

菅原文太氏死去

 またしても訃報。
 後を追ったとしか思えん……こんなとこまでライバル視しなくてもいいのに。
 ご冥福をお祈りします。

 ところで、遺作って「おおかみこどもの雨と雪」になるんですかね?



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2014年11月18日

高倉健氏死去


 ついにこの日が来てしまいました。
 避けがたいこととはいえ、本当に惜しい方を亡くしたと思います。
 こちらのニュースで、遺族側がきっちり「映画俳優」と表現していることに、なんか来るものがあります……。

 最後にもう一度、何か任侠で活躍する役柄を演じていただきたかった。
 残念です。


 ……つーか自分、この次のエントリに予定していた映画感想がすごく能天気なヤツなので、すごく書きにくいったら……。
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2014年10月29日

東京国際映画祭のコピーの話題


「お忘れなく」が日本語の言葉選びとして最悪の部類なのは間違いないけど、
このコピーの重要なポイントは「過去形」である、という論に一票。

英文のほうは普通に、「今はいなくてごめんなさい」的なニュアンスになるという話も。
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2014年10月09日

インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン2014

 ……というのが、明日からヒューマントラストシネマ渋谷で始まるんですが。

 インド映画絶賛推奨中の身だのに───忙しくて、というか、11月が見たい作品の超ラッシュになることがわかっていて、今は映画館通いを最小限にとどめて金と時間を温存せねばならぬために、見に行っている余裕がありません。

 とりあえず告知協力だけでも。嘆いたり怒ったりしたくなることが多い暗い世相ですが、だからってそのまま嘆いたり怒ったりしたら暗さに巻き込まれるだけです。まずはインド映画を見て、前向きになるのがよいのです!
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2014年07月03日

ディズニーのアニメーターの短編

 偶然ここで知りました。
 すげぇ。一秒たりとも目が離せなかった。


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2014年06月10日

ナイキのCMがカッチョイイ件



言葉聞き取れなくても、ベタベタな展開でも、下手な映画よりよほど面白かったよ!
ワールドカップ楽しみだねぇ。

……サッカーなんだから11人集めろよというツッコミは、ラストにああなるんなら、野暮ってもんか……?
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2014年05月06日

アニメ映画ベスト100

 アニメ映画のベスト100が発表されて、ちょっと話題になってますね。

 アニメ、CG、トゥーン、クレイアニメーションに影絵アニメまでひとくくりになっていて、なかなか壮観なラインナップです。
 日本のアニメが多いとはいえ、いちおう、半数以上見てたのはちょっと自慢。でも、ディズニーの古いのをもっとちゃんと見なきゃなぁ……「アイアン・ジャイアント」も見てないんだよね実は……。

 その他いくつか思ったこと。

○「トイ・ストーリー」が2>3というのは納得がいかん。

○「ファンタスティック・Mr.FOX」がベスト10入りとは意外すぎる。

○しれっと今年公開の「レゴ(R)ムービー」が49位に入っているのがちょっと笑える。

○ジブリが軒並み名を連ねているのはすごいと思うが、ラピュタ(84位)ナウシカの評価(96位)はちょっとおかしい。

○ヤン・シュヴァンクマイエルの「アリス」が12位というのもすばらしいが、それ以外はぐっと下がって、僕の好きな「オテサーネク」が95位なのはちょっと悲しい。

○その「アリス」や「ファンタスティック・プラネット」を「アート系」と定義すると、日米&アート系を除いたトップは僕の大好きな「ベルヴィル・ランデブー」(22位)。

○52位に「東京ゴッドファーザーズ」、53位に「マインドゲーム」が来てるのになぜ映画.com は 50位までで紹介をやめるのか……!



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2014年04月11日

押井守について

 前のエントリに何か凄いアクセス数来てて、かつ、「押井守のパトレイバーで何を見られると思ってたんだ」とかフックがかかった人がいるみたいなんで、少しだけ反論。

 ひとことでいうと、
 「じゃああんたらはこの第1章で、なんか押井守の作家性が見えたわけ?」


 あのね、僕も押井守は嫌いじゃないんですよ。
 でも、「彼の独自性を基準にする」気は一切ないです。むしろ、とりわけそうしてはいけない映像作家だと考えています。

 前も書いたけど、僕の持ってる押井守評は、「器を探してる人」なんです。
 彼が独自の感性や哲学を持ってるのは承知してます。でも、そこらへん分析してる方々には悪いけど、その「独自の哲学」だけではなんっっっも面白くないの。少なくとも、普通の人はついてこれないの。
 「天使のたまご」とか「紅い眼鏡」とか。ちゃんと見てるよ。途中で寝たけど。

 ところが、「うる星やつら」「パトレイバー」「攻殻機動隊」と、既存の世界観がしっかりしてる器に入れてはじめて、その独自性がしっくりと収まるのです。「その世界の異物」「その世界の特別な出来事」をくっきり浮かび上がらせ、その世界で主人公が活躍するダイナミックなストーリーを牽引するパワーを生む。
 そこがいい。僕にとっては、押井守の作品とは、彼がそれを目指したかどうかによらず、あくまでその作品世界を主体として語るべきエンターテイメントです。
 そして、「他人の世界観がエンタメ性を担保してくれる」ことに依存してきた事実は、押井守自身もよかれあしかれ自覚してると思ってます。


 むしろこの第1章は、「世界観を借りてる」ことにものすごく自覚的な内容だったと思うのです。押井守は、自分の哲学の披瀝を抑え、世界観が提供してくれるエンタメ性を利用して、自分から能動的に、誰もが楽しめるエンターテイメント作品を作ろうとしているように見えます。
 ちゃんと書いたとおり、「三代目」の設定や演技はよかったのです。あるいは、2回の「誤報」。あれは、「3回目にはちゃんと活躍するよ」と観客に期待させる、まさしく娯楽作の手管でしょう。
 散々書きましたけど、整備班のぐだぐだも、あれ、本人は面白いと思って作ってる。それは凄く伝わってきたんです。
 なのに、根幹部分で、「パトレイバーの映像化なのにパトレイバーを動かさない」という映像表現を選択してしまった。それを、彼自身が「面白い」と思って選んだのなら、彼にはまだ、自身ではエンターテイメントを作る力がない、としかいえない。

 つまり、「エンタメ性を他人の世界観で担保する」作品ばかり作り続け、「自分自身は今までちゃんとエンターテイメントに向き合ってこなかった、自分の哲学にばっかり執心して『観客を楽しませる』ことに向き合ってこなかった」ツケが出た。僕はそう考えます。
 彼の頭の中にある「エンターテイメント」は、きっと70〜80年代の貧乏特撮のまんまなんでしょう。


 それでも彼の哲学を、独自性を絶対視したいなら、ずっと信じていてください。
 僕はしません。


<追記>
 あぁ! そうか! 感想エントリの
 「はっきり書きます。「パトレイバーのバトルシーン」とちゃんと呼べる部分は、ゼロです。一秒もありません。信じられないと思いますが、これをツカミの第一章でやってしまったのです。」
 なんでこの部分に突っかかられてるのかやっとわかったぞ!

 みんな、「押井守はパトレイバーを動かすわけない」と思って見てたのか! 原作の日常パート的な部分しかやんねぇだろうと! そんなら、パトレイバーが動かないのは当たり前で、あんだけ出てくりゃむしろ満足って感想になると!
 でも「それだけ」を金払って見に行くのか? ハードル低すぎだろ。あまりの低さに、押井守の方がびっくりしてるに違いないよ!

<追記2>
 ちょっといいたとえを思いついたので、今さらだけどもう少し書いとこ。

 確かに僕は「辛さが売りのカレー屋に行って、辛くない普通のカレーだと思い込んで頼んで、辛さに驚いてる」ような感想を書いたのかも知れない。
 でもさ、「カレー」の看板がかかってて、カレーが出てこなかったら普通怒るだろ。

 でだ。
 「辛さが売りのカレー屋で普通のカレーを頼んだら、10辛のカレーが出てきた」なら、しょうがないよ。他の客はみんなそれを頼んでるんだろうから。
 「辛さが売りのカレー屋でカレーを頼んだら、10辛のスパイスだけ目の前に置かれた」なら、
 怒ったとしても、「頼んだものと違うけど、こだわりはわかるよ」といえる。
 だけど本作はね、僕に言わせると。
 「辛さが売りのカレー屋でカレーを頼んだら、10辛のスパイスをかけたおかゆライスが出てきた」なんだよ。
 鳥坂さんもびっくりだろこんなの!

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2014年02月25日

新海誠の新作


 Z会のCMですが、今日から公開されました。
 ……イマドキの高校生に向けて「イマドキの高校生」を描かせて、かつこんな純朴設定→東大なんて流れにOKを出してもらえるのは新海誠だけだと思います。



 それにしても、田中将賀にメガネ描かすとどうしてこのもっさい形状?



劇場アニメーション『言の葉の庭』 Blu-ray 【サウンドトラックCD付】 / 入野自由, 花澤香菜 (出演); 新海誠 (監督)劇場アニメーション『言の葉の庭』 Blu-ray
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2014年02月04日

フィリップ・シーモア・ホフマンの訃報

訃報そのものにも驚いたけれど、46歳だった、というのにもっと驚きました。遅咲きで還暦近い人だと思ってたので。……それくらい老けて見えたのも、麻薬の影響だったんでしょうか。



ザ・マスター(字幕版)ザ・マスター(字幕版)
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2014年02月03日

ブレイクブレイドTV放送

 劇場版全六作をテレビ用に再構成……マジっすか。
 ……テレビ放送した後に「未来福音」やった「空の境界」みたいなパターンなのはわかるけど、「新規展開→外伝のOVA」ってのがワケわからん。ちゃんと続き作るんじゃねぇのかよ。
 だとすればやっぱり、尻切れトンボのまままた放置するってことか。本編がまともに終わってないのに「外伝」っていちばん最低なパターンだぞそれ。

 というわけで今のうちにまとめとく。はじめは期待したけど後半どっちらけになっていく「ブレイクブレイド」劇場版全六作の感想。-1- -2- -3- -4- -5- -6-



劇場版 ブレイク ブレイド 第一章 覚醒ノ刻 [Broken Blade Vol.1] [Blu-ray] / 保志総一朗, 斎藤千和, 中村悠一, 神谷浩史, 花澤香菜 (出演); 総監督:アミノテツロ, 監督:羽原信義 (監督)劇場版 ブレイク ブレイド 第一章 覚醒ノ刻
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2014年01月17日

映画史上最も人を殺した俳優トップ25


 けっこう笑った記事・映画史上最も人を殺した俳優トップ25。

 若山富三郎が、へぇぇ……と思うと同時に(つーか、日本人のこの数字ってのは、たぶん海外に輸出されたものだけ、なんだろうな。末端の時代劇ややくざ映画を含めてきちんとカウントしたらもっとすごいことになりそうな)……、

 個人的に注目したいのは、9位のクライヴ・オーウェン。
 あんた、ほとんどシューテム・アップ1本でランクインしてるだろ!



シューテム・アップ [Blu-ray] / クライヴ・オーウェン, モニカ・ベルッチ, ポール・ジアマッティ (出演); マイケル・デイヴィス (監督)シューテム・アップ [Blu-ray] / クライヴ・オーウェン
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