2013年09月08日

今週の三軒茶屋シネマ

 「ウォーター・ボーイズ」と「スウィング・ガールズ」の、矢口史靖セーシュンもの二本立て。
 あぁ……何度見ても素晴らしい……「スウィング・ガールズ」における本仮屋ユイカas関口さんは、人類史上最強のメガネっ娘だよね……。


 それにしても三軒茶屋シネマは、いつまで営業を続けられるんでしょうか。先般、お隣の中央劇場が閉じて、「昭和の映画館」の名跡を引き継いでるとしかみえない状況です(=設備が全然更新されていない)。ほんと、せめて内装だけでもなんとかしようよ。館内で最も新しくみえるのが「携帯電話ご遠慮ください」の看板って……。

 でも今回久しぶりに(二年ぶりくらい)行ってみたら、ひとつ壮絶な進化を遂げていたんだぜ! なんと、単色だったチラシ兼割引券がカラー化してたんだ!
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2013年07月17日

川崎市市民ミュージアムで


 こんな催しをやっています。
 今後のラインナップはパトレイバーとかレッドラインとか。

 自分は自転車で行ける範囲なんで、「トップをねらえ!」がスクリーンで見られるってんで、先の土日に行ってきました。
 両日とも、200人は入ると見えるホールに20人……くらいかなぁ。もっと宣伝されてもよかろうものを。
 600円で見られるんで、この機会にどうぞ。スクリーン小さいですけどね。
 なお、まるで二本立てのように書いてありますが、入れ替え制で別料金なので注意されたし。

 ただ、ね。
 その20人のうち、「トップをねらえ!」のなんたるかをわかってそうな人数は……半数以下だったかなぁ。親子連れとか普通にいてさぁ。アニメったって、チクビばりばり出てくる作品なんだから、十歳以下の子供を入れようとする親がいたら止めろよ係員。
 (……あの頃、「トップをねらえ」を題材に、ガイナックスがエロゲー出してたってどれくらいの人が知ってるのかなぁ。)

 前も書いたけど、やっぱまだ「アニメは子供のもの」って風潮は払拭されてないのかなぁって思いますよね。

 しかるにコレね。
 まだ見てなくて言うのもなんですが、いくらジブリったって、「堀越二郎の半生」という時点で子供に面白い話になるわけないじゃん、ねぇ。
 ポニョ見せられてコクリコ坂見せられても、まだラピュタやトトロを期待してるんだとしたら、学習能力なさ過ぎな気がするんだけどなぁ……。
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2013年04月22日

「リトルウィッチアカデミア」が……

公式に Youtube で完全公開してる!
すげー! 太っ腹! 傑作なので是非!
(大スクリーンの方が見た方が気持ちいい作品だけどね!)
来月 TRIGGER が発表する情報というのは、やはりこの作品の継続展開の話ですかね?

アニメミライ2013
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2013年01月15日

2012年ベスト&ワースト

ずいぶんと遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
今年もぼちぼち見ていきますが、エントリの数は減りそうです。


ベスト10

1位/キツツキと雨
ちょっと持ち上げ過ぎかなぁという気もしますが、たぐいまれなコメディなのに評価してる人が少ないのが悲しいので、僕だけは1位にしておきます。公開1年近く経ってるのに、「ニヤニヤしてる役所広司」でまだ思い出し笑いができる(w

2位/これは映画ではない
クリエーターの神髄を見られる傑作。これを見ずに「表現の自由」という言葉を口にすることは許されないでしょう。
下高井戸シネマで1/27から再上映予定。観たことない方はこの機会に。

3位/マダガスカル3の序盤
完成度の高い傑作のストーリー映画が、「序盤」のあまりの狂いッぷりによって凡作に堕ちるという極めてまれな作品。

4位/宇宙戦艦ヤマト2199 第1章第2章第3章
祝・日5放送決定。何をやっても不幸な感じのしていた「宇宙戦艦ヤマト」が遂にたどり着いた愛のある幸福なリメイク。新見さんラヴ。

5位/ロボット
インド映画というくくり関係なく、ザッツエンターテイメント。予告編だけでめちゃくちゃ「見たい!」と思って、その期待が裏切られませんでした。

6位/ホビット -思いがけない冒険-
指輪物語が人生の一部である世代の人間にとって、あの世界観に再び出会えるだけでも幸福というもの。

7位/任侠ヘルパー
テレビドラマの延長だからといって軽視してはいけないですね。今後も、評判よさげならちゃんと見に行かなくては。

8位/機動戦士ガンダムUC
今年は一作だけだったのでさすがにここらへんで。3月が待ち遠しいわー。

9位/おおかみこどもの雨と雪
実写かアニメか、また和洋関係なく、「親子」を直球で扱った作品としてここ数年のベストではないかと。

10位/やなせたかしシアター(ハルのふえ)
2012年一番泣けた作品。いやマジで。

次点は
マーガレット・サッチャー -鉄の女の涙-
テルマエ・ロマエ
●REC3
苦役列車
この空の花
など。
昨年公開以外では「ダンサーインザダーク」「笛吹き男」が生涯ベスト級でした。


ワースト3

1位/マクロスFB7
2位/グスコーブドリの伝記
3位/花の詩女 ゴティックメード

いやー、グスコーブドリを見たときは、ベスト1とワースト1がどっちも小栗旬かよ! と泣きそうになったものですが、回避されてよかったよかった。……って、よかねぇよ! マクロスFB7を作った連中は、まだ「アニメ映画=昭和の子供だまし」の感覚なのかと絶望するよ!

それから、以前も書いたけど、「映画館で見た作品」のワーストは TOHOシネマズの「映画のある生活」。幸い?東宝の上映前の宣伝の最初(鷹の爪団のシネマイレージ勧誘より前)にかかるようになったので、タイミングを計れば観ずにすむようになりました。契約かなんかで、不評でも即やめるというわけにはいかないんでしょうなぁ……。
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2012年11月28日

ホラー映画ベストテン

 今年も参加します。

 何しろ2005年以降しかまともに映画を見ておらず、それ以前のホラーというのはほとんどわかりません。そんで、日本のホラー映画ってほとんど見ないのでかなり偏っています。
 「ソウ」シリーズは外しました。あれは「痛い」映画であって「怖い」のとは違う気がする。
 ……ていうか、「ホラー演出が怖い」映画があんまりあがってないような。

括弧内は日本公開年で。

1位/スペル(2009)
あんまりホラーを見ない自分でも、ホラーのおもしろさをすべて詰め込んでいるととわかる快作。

2位/●REC(2008)
終盤、「カメラで撮り続けなければならない」状況に陥った後の緊迫感は鳥肌もの。
●REC3はホラー映画としてはどうなんでしょうね。一般のホラーファンの反応が知りたいです。今新橋でやってるよ!

3位/ゴーストバスターズ(1984)
ホラーじゃないとは思いますが、恥ずかしながら生まれて初めて映画館で見た洋画でして。ヒロインが魔神にされちゃうのがマジでショックだったの覚えてる。

4位/パラノーマルアクティビティ第2章 -TOKYO NIGHT- (2010)
マジで「パラノーマルアクティビティ」は TOKYO NIGHT が一番怖いから! 3? 4? 知らん!

5位/パラノーマルアクティビティ(2010)
「怖さ」という面では TOKYO NIGHT より下か。でも発想は本当にすごかったと思う。

6位/激突!(1973)
過去の名作で本気で「怖い」と思ったのはこれかなぁ。

7位/クリープショー(1986)
うちの兄が「怖すぎて二度と見たくない」と絶賛。オムニバス最後のアレが。

8位/ディセント(2006)
もちろん、前半の窒息しそうなケイビングが……。

9位/エスター(2009)
この作品の怖さは内容じゃない、という話はリンク先参照。

10位/いばらの王(2010)
アニメから一本。中盤以降ぐだぐだになるも、前半はかなりの恐怖演出でした。エレベーターの底の怪物に喰われるシーンは、アレだけでシチュエーションホラーが一本作れる。
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2012年10月07日

コラム

 大滝秀治氏逝去。惜しい方を亡くしました。最後の出演映画が「あなたへ」でしたか……。


 今週の早稲田松竹/イジー・バルタ&ヤン・シュヴァンクマイエル特集がすばらしかったです! 
 「屋根裏のポムネンカ」を高評価している自分ですが、ようやくイジー・バルタ監督の旧作を見る機会に恵まれました(DVDが出てないんだよ!)。早稲田松竹に感謝。んで、「笛吹き男」が生涯ベスト級の傑作。表情のない人形に恐るべき業と怒りを押し込む手腕に刮目せよ!
 ヤン・シュヴァンクマイエル監督の、上映禁止処分を受けたという実写作品「庭園」もシニカルでよかった。シュール&グロテスクなのばかりじゃないんですね。


 今年「映画館で見た作品」としてのワーストは間違いなく、今TOHOシネマズの上映開始前にやってる「映画のある生活」。紙兎ロペもサイテーだったが、あれは別に毒にも薬にもならなかったから許せる。こいつは単に、来た客を萎えさせるだけの毒だ。
 とりあえず、あの糞リア充に、ニーノ・ロータの何を知ってるのか首を絞め上げながら聞いてみたい。
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2012年05月18日

コラム


 えーと、
 ソレなんてサマーウォーズ?

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 一般の「前売り券」というシステムが完全に形骸化している中、ムビチケってものすごくいいサービスだと思う。
 しかし、「従来の前売り券が機能してない」という現実を見据えた結果として、なぜ「従来の前売り券より高い価格設定」に落ち着くのか、小一時間問い詰めたいんだけどいいですか。

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 ガンダムUCを見に行く流れで新宿ピカデリーのサイト見てたら、
 まだ「けいおん!!」が日に2回公開であることにびびる。
 あまつさえガンダム公開中は、スクリーン3(中規模ホール)に移すことにさらにびびる。
 しかして、現時点の予約が、同時間帯のスクリーン2の「テルマエ・ロマエ」に匹敵する。
 ピカデリーの読みの正しさと、訓練されたオマエラに敬礼。

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虚構新聞問題に思うこと。

 「中身を書かず見出しだけを並べたツイートの連鎖で広まった」ことが、「公共性の問題」「社会問題」として受け止められ、情報発信者の責任まで追及するような論争になっている事態が恐ろしくてならない。
 「140文字の応酬」を、「正確で信頼しうるコミュニケーション」と肯定して問題視しているのだ。それどころか、「どうしようもない現実」「情報化社会の前提だから受け入れるのが当たり前」といわんばかりの主張が出ていることに絶望と憤りを感じてる。

 140文字で、意図を過たず物事を正しく伝えられる人間なんてそう何人もいるものじゃない。ツイッターで物事が望ましく伝播するようなコミュニケーションが成立する、と考える方が幻想だ。
 それだけのことを常識として共有するだけで、この馬鹿げた論争は終わる。それをリテラシーっていうんじゃないのか。

 現状は、真実とか嘘とか関係なく、「物事を、想いを、情報をきちんと伝えたい」と願うすべての人々───四苦八苦しながら、ふさわしい言葉をひとつひとつ手探りで見つけ出して紡ごうとする表現者たちに対する愚弄でしかないよ。
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2012年05月11日

The Evolution of Nicolas Cage's ...


いずれ誰かがやるだろうとは思っていたが、ついに作られてしまった、
ニコラス・ケイジの頭髪の変遷が2分半でわかる動画。

……"Evolution" ってなってんのは、英語的に正確なのか、皮肉なのか……。
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2012年01月11日

アーサー・クリスマスじゃなくて

破壊屋さんの誰映2011の結果が公開されました。

コメントを読みあさるうちに、はっと気になって調べてみたこと↓

アーサーとミニモイシリーズの第三部は、欧米ではとっくに公開されている。

もちろん日本未公開。DVDも出ていなくて、日本で出ているのはリュック・ベッソン本人が書いた小説本だけみたい。
なんだよ! オレだけは待ってるから早く日本公開しろよ!
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2012年01月04日

2011年ベスト&ワースト


 あけましておめでとうございます。
 今年もぼちぼち見ていきます。よろしくお願いします。


ベスト10

1位/マイ・バック・ページ
「超傑作」と評した、山下敦弘ファンの自分がいうのもなんだけど、まさかこの作品を年度1位に据えるとは思わなかった。こういう傍目に難しい作品ではなく、「単純に面白い娯楽映画」を1位にしたいのですが。

2位/ミッション:8ミニッツ
ダンカン・ジョーンズ監督2年連続2位。今後、最も期待できる映画監督なのは間違いないでしょう。と同時に、彼の「月に囚われた男」をいち早く公開した恵比寿ガーデンシネマが韓流に追い出された(毎日ガラ空きらしいね……)のは、2011年における映画界の損失のひとつだと思う。

3位/機動戦士ガンダムUC Episode 3. / Episode 4.
2010年のベストで、ほぼ等位に並べたパラノーマルアクティビティの凋落ぶり&テレビ新作の山田(笑)ひとり気を吐く惨状が無残な一方で、2011年も絶好調でした。……とはいえ、これのランクが3位に上がってるってのは、やはり全体的に低調な(ものしか見なかった)一年だったかなぁと。

4位/イリュージョニスト
ベルヴィル・ランデブーほどの衝撃はなくとも、今年のオリジナルアニメーションの中ではやはり頭ひとつぬきんでた存在。アリスが主人公を「魔法使い」と信じてしまう、スコットランドの島のシーンが好きです。

5位/映画 けいおん!
結局、特典目当てでなく3回見ました。「けいおん!」は「芸の細かさ」という点でも現在日本屈指の映像シリーズだけに、ドラマツルギーが少なくても再鑑賞に堪える良さがあると思います。

6位/アンストッパブル
大作がいっぱいあったにもかかわらず、2011年で文句なく「単純に面白い娯楽映画」だったのはこれでした。

7位/塔の上のラプンツェル
お姫さまスキーにとって至福の時間でした。公開が震災と重なって、評価の上がりようがなかったのがとても残念です。

8位/メアリー&マックス
2011年最も泣けた映画。

9位/リアルスティール
暫定のランキングでは「鬼神伝」を入れてたんだけど、かの作品の最大の評価点である「男の子がカッコイイ」ところに、2010年ラストでズドンとこの作品が入ってきて入れ替わる結果に。

10位/ゴーストライター
探偵はBARにいる」を評価している人が多い。で、評価している人と話をすると、本作は見てないという。すごく悔しい。

次点はまず「鬼神伝」。もっと評価されるべき。
その他は「ソーシャルネットワーク」「コクリコ坂から」「カーズ2」あたりか。

今年公開でない番外では、「オネアミスの翼」。あと、年末に「スティング」見たりもしてます。もっと過去の良作を見ておかなくては、と思ってます。


ワースト3

1位/アップルシード13 -遺言-
2位/パラノーマル・アクティビティ2
3位/キング・オブ・ファイターズ

今年は「2大巨悪」がいるんで、あとはどうでもいい気がします。とはいえ、パラノーマルアクティビティ2の方は別に制作者が悪いんじゃないんで、純粋に出来が悪い方をワーストに据えました。
当然ですが、「予言」は見ていません。ホント新宿が遠くなって、ダメとわかってる作品のために交通費出したくないんです。
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2011年12月16日

もしかして……

今年の松竹って、「けいおん!」が最大の興収を叩き出すことになるんじゃあ……。

ここ数年のラインナップを見るだけで何か絶望的な気分になってくる。
「おくりびと」以降は「ヒットした」といえる作品もほとんどないわけだ……。
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2011年12月03日

タンタンvs.けいおん!

 12月初週の興行成績ランキングは、普通に考えれば、「タンタンの冒険」が「けいおん!」に差をつけて1位になるはずである。この二者のどちらが優位か、ブックメーカーがもしオッズをつけたら、1:100くらいつくだろう。
 どっちが上とか言う以前に、ご存知の方も多いと思うが、「公開初週の興行成績」には、先行上映分も含まれてかさ上げされる。1日公開の「タンタンの冒険」の方が上映回数が2日分多いのだ。
 (ちなみにこの下は、層の違うRAILWAYS と前週首位の怪物くんが争い、二者の争いには入り込めないと思われる。)

 でもちょっと気になることが。
 自分、12月1日が休みだったので、初日にタンタン見たんですよ。
 映画の日ですよ。1000円デーですよ。TOHOシネマズ渋谷、リニューアル当日ですよ。これといった特別なことはしてなくて、平常運転だったけどね。
 ちなみに、3D映画はピカデリーとバルト9が1000円デーを適用しないので、東京西部在住者がタンタンを見るならここがベストなんだ。
 びっくりした。平日昼とはいえ。3分の1以下の入り。ちなみに席数は230で、東京都心部としては心許ないレベルの箱でこのありさま。
 直感として、あれだけ宣伝を打ったわりには、「通常のハリウッド大作映画」ていどで終わりそうな感じ。「アバター」ほどのヒットにはならないとみます。
 なお、「タンタン」を作品としてくさしたいわけじゃないです。期待以上のものは見られたと思ってます。感想はまた後日。


 さて、MovieWalker の表示をそのまま信じると、タンタンの公開館数は886、けいおんの公開館数は136(ちなみに館数だけなら RAILWAYS の方が多い)。ただし、タンタンは字幕、吹替、2D、3Dの組み合わせが別カウントにされるので、実際にはこの三分の一〜四分の一。だいたい、倍の差があると思ってよさげ。

 問題は、各館で使うスクリーンの座席数と、上映回数。
 両方を上映する館での賢い対応は、席数最大のスクリーンをけいおんに割り当て、字幕/吹替/3Dで分散させられるタンタンを次善のホールを複数割り当てるというパターンだろう。

 松竹陣営は完全に、タンタンを蹴飛ばす算段。新宿ピカデリーは席数の多いスクリーン1をけいおんで独占、2と3も振り向ける体制。2と3のうち、けいおんでない時間帯は怪物くん、あと席数の多いスクリーン6は初日の RAILWAYS に。
 各MOVIXも、ちょっと話題になった京都の1日15回上映という荒行を含め、完全にけいおんシフト。

 面白いのは TOHO シネマズの対応で、ここは、怪物くんをケアしないわけにはいかないので、3D上映のできる大きめのスクリーンを割り振らざるをえない。各館で「けいおん・タンタン・怪物くん」にどう比重を置くかが違っていて、見比べると面白い。

 加えて、この土日はどうやら天候が悪いようだ。
 槍が降ろうがやってくるファンは、けいおんの方が多いのは明らか。


 そんなこんなで、土日のタンタンの稼働率が6割とか7割だったりしたら、上映日数差を覆してけいおんの大金星……なんてことがあったりなんかしちゃったりなんかしちゃったりして。
 少なくとも、本当にブックメーカーがオッズ出してきたら、けいおんにはってみたいところではあります。

 というわけで、なんかオラすっげぇワクワクしてきたんだけど、ここらへんきっちりレポートしてくれてた「映画館ブログ」が閉じちゃったんだよなぁ……残念。このためだけに文化通信の購読者になるつもりもなく、結果をソース込みで知れるサイトって他にどこかないでしょうか。


<<12/5追記>>
結果 : 怪物くん>けいおん>タンタンでした。
タンタンがコケたことより、怪物くんが初動で6億近くも稼いでいた事実の方がビビったよ!
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2011年06月22日

「マイ・バック・ページ」について思うこと

 「マイ・バック・ページ」は稀代の傑作だと思う。
 山下敦弘監督は、日本の若手監督では随一の注目株であり、映画ファンなら知名度は高い、と僕は信じている。
 まあ、ここらへんが僕の主観に過ぎないっていったらそれまでなんだけど。

 不思議なのだ。
 この作品に関して感想を書いているブロガーさんがおそろしく少なくないか?

 いつもは何か、邦画のろくでもなさや、それがシネコンのあらかたのスクリーンを埋め尽くす現状をクソミソに書いているくせに、いざ傑作が出てきて、興行側も気合い入れてブッキングして、ときたら黙殺すんのかよ、という状況がすっげえやるせないんですけど。


 ただ、もしかして、とひとつ思うことがある。
 映画業界でアルファブロガーって、マジでそういう学生運動に参加したり肩入れしたりした(つまり、梅山と同じ「遅れてきた男」の立場に立ってしまった)人ばかりなんじゃないだろうかって。
 だから、その時代をフラットに切り取ったこの作品を、本当に理解できないんじゃないか。少なくとも、「論じる」というスタンスで向き合えないんじゃないかって。


 知名度の高い人で、「マイ・バック・ページ」の感想を書いているというと、この方ではないかと思う。
 ───うーむ。山下監督作品って、「対象を理解する」というところに依拠してないでしょ。どの作品も。徹底した客観視。空気を切り取る。それが持ち味の人じゃないですか。

> その思いは今の観客には共有されないかもしれない。だから松ケンの方の話を作りたくなるのだろう。

 「松ケン側の描写が邪魔だから妻夫木クンの主観だけで描くべき」と本気で思ったのだったら、あの自衛隊駐屯地で無関係な自衛隊員が死ぬときの長回しの意味を何もわかっていない。

 ハナから、山下・向井組は、「かの時代の若者の意識を汲み取る」なんぞというスタンスでこのフィルムを作っていない。むしろ「汲み取らない」で作ってると思う。
 「かの時代の若者の意識は理解されねば」「かの時代を生きた観客のリアリティに訴える描写がなされねば」という意識があるなら、この作品に向かい合うには邪魔なんだ。

 「マイ・バック・ページ」の失敗は、あの当時の社会の空気を切り取ってしまったが故に、「自分は当事者だから、評論や感想を述べ立てるのは無理」と感じる人数を、ものすごく増やしてしまったことだったのかもしれない。
 でも、そのせいで、傑作映画が埋もれてしまうのは、すごく悲しいことだよ。
 当時の人にこそ、そこんとこきちんと整理してほしいよなぁ。
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2011年04月29日

銀魂紅桜編 地上波放送

 去年書いた映画の感想で、

> この破壊力は、映画館で見るからネタとして際立つんで、テレビ放送で見たら全然面白くないんで、迷っている人は絶対映画館で見てください。

 こんなこと書いたと思ったら。
 テレビ放送で、専用に冒頭シーン差し替えて来やがった……。
 銀魂はホント、スタッフの情熱がハンパなくて恐ろしいよ……。
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2011年03月04日

今週のイナズマイレブンって

……どう考えても「映画のボツカット集」だったよね!
いや映画の「総集編」っぷりのひどさから言って、「制作に間に合わなかったシーン詰め合わせ」か?

……いやまぁ、「なっちゃんがキュートすぎて悶える」ためだけにイナイレ見てる人間にとっちゃ、もうどうでもいいことなんだけどさ。
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2011年01月10日

2010年ベスト&ワースト

 というわけで1カ月ばかり放置してましたが、再開します。
 今年もよろしくお願いします。


ベスト10

1位/トイストーリー3
文句なし。おもちゃたちの冒険行の終焉へ向けての盛り上げと、それを上回る感動へひた走るラストの展開がすばらしかった。もちろん、2010年いちばん泣けた作品。

2位/月に囚われた男
ノーマークの伏兵でした。ホント見てよかった。音楽もすばらしかったので久々にサントラ買っちゃった。ラストシーンが蛇足と思う人は、「2番目のサム」にとってはイブは思い入れのない他人であるという点に気をつけて、表情の変化をよく見てみるといいよ。

3位/赤毛のアン・グリーンゲーブルズへの道
ホントもうずるいくらいの慧眼でした。シネマアンジェリカには、ジブリと組んでこういう公開をもっととやって欲しいのに。

4位/パラノーマルアクティビティ / パラノーマルアクティビティ第2章
2作まとめてでこの順位。アメリカ版の続編も楽しみだ!

5位/機動戦士ガンダムUC Episode.1 / 機動戦士ガンダムUC Episode.2
こちらも2作まとめて。続きは3月!

6位/借りぐらしのアリエッティ
アリエッたんが萌えキャラの文脈で語られないのはおかしい。個人的にはナウシカやクラリスをはるかに越えてます。

7位/バッド・ルーテナント
麻薬がらみの物語ってあんまり好きじゃないんですが、ニコラス・ケイジだけはもう、まじめくさった顔の役やるのやめて永遠にヤク中のおっさんでいてほしいと思う。

8位/キック・アス
ああ、これもニコラス・ケイジがヤク中みたいなおっさんだ!

9位/ミックマック
主人公が流すほろり涙の美しさが印象的。性や死や暴力、あるいは道徳に頼らなくても、美しい物語は作れるんだって、大きな可能性を示している作品だと思います。

10位/イヴの時間
他の次点作品と大いに迷ったのですが、「もう一度見たい感」「今後の期待感」が大きいのがこれかなと思いまして。

 次点は「インビクタス」「宇宙ショーへようこそ」「RED LINE」あたりか。

 番外として、こないだトリウッド恒例のアニメーションフェスティバルで、アレクサンドル・ペトロフの「老人と海」を初めて見まして。これがもう大傑作であったと申し上げておきます。知らん人はぐぐってぐぐって。


ワースト3

1位/アーサーと魔王マルタザールの逆襲
いや、もう、語る必要もないっていうか、ネタでも何でもなく本気で内容が1行で終わる映画がこの世に存在するとは思いませんでした。

2位/きかんしゃトーマス・伝説の英雄
甥っ子へのお年玉は、この秋廉価版が出た「クレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲」にして、親に見るべしと言って渡しました。

3位/リミット
本気で配給会社のプロモーションに対する怒りに震えたのは、「ジュウブンノキュウ」以来だと思う。

 次点で「トロン:レガシー」と「劇場版東のエデン」。
 あと、番外で「てぃだかんかんの予告編」。思えばこの頃からもう精神を病んでいたのでしょう。年始のバラエティーで岡村さんの元気な姿を見られて本当に安心しました。
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2010年08月26日

コラム

 今敏監督急逝。驚きました。
 この遺文に涙。
 (本来のページが、混雑のためかつながらないのでコピペサイトでご勘弁)
 「千年女優」、もう一度観たいな。
 ご冥福をお祈りします。

 ……同日に他にも有名なアニメ監督が亡くなられたという噂も……
 (8/27追記)川本喜八郎監督だった(泣) まぁこの方は大往生でしょうが……


 新橋文化劇場のポイントカードサービスが突然終了。読売新聞への広告の出稿もやめるとか。
 入り口を改装したばっかだけど、これはなんかフラグが立っちゃったんでしょうか。
 キャパ増やす方向で全面改装、とかならうれしいんですが。


 「あたしんち」3D化って誰得? ここしばらく、「海猿」とか「ハンチョウ」とか邦画でも3D作品の予告編が多くなりましたが、3D料金+300円出す価値があると思ったのは、「仮面ライダーW」だけですねマジで。


 渋谷シアターTSUTAYA何やらかすねん! 「緑のジュース」の価格が芸細かいよ! たこルカ買いに行きたくなっちゃったよ!
 この日まじめに映画見る人は果たしてちゃんと入場できるんでしょうか。てゆーかユーロやシネマヴェーラ大丈夫か。不安だ。
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2010年04月16日

三軒茶屋中央劇場のラインナップがヤバい件

魅惑の名画座さんにめずらしく三軒茶屋中央の四週分の予定が載ってたわけですが。
二本立ての組み合わせがヒドい。

4/10(土)〜16(金)
「戦場でワルツを」監督・声の出演:アリ・フォルマン
「ワイルド・スピード MAX」ヴィン・ディーゼル 監督:ジャスティン・リン

4/24(土)〜30(金)
「ロフト.」ケーン・デ・ボーウ 監督:エリク・ヴァン・ローイ
「マーシャル博士の恐竜ランド」ウィル・フェレル 監督:ブラッド・シルバーリング

ロフトって R-15指定なんですけど……
二本立てで見せる気ねぇだろオイ!
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2010年02月22日

コラム

 えーと、わたくし「ハルヒ」「なのは」「Fate」は見ません。
 東京在住で、U系アニメを見ていないことと、「ハマって金や時間を浪費するのが確定的なものは回避したい」からです。ことに長門はやばそう。俺の嫁とか言っちゃいそう。


 「トイ・ストーリー3D」が見たかったのです。実は、2をまだ見たことないもので。で、この土日に、やっと見に行く余裕がとれたと思ったら……もう舞浜でしかやってねぇとは!
 3の公開前に、どっかテレビでやるかなぁ……。


 感想を書いてる余裕がないんですけど、「サイタマノラッパー」「アンヴィル」と、夢にとらわれてにっちもさっちもいかなくなったミュージシャンの映画を立て続けに見ました。どちらもどうしょうもなくバカこじらせてるんだけど、否定はされてなくて、暖かいというか、どっかでつなぎ止めている視点が印象的でした。
 だからか? 下高井戸、早稲田ともに満席だったのが驚き。
posted by アッシュ at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする